リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

山の中は色とりどりになって来ました。

2017年12月29日 | 山が好き!

山に行って何時も思うのは、夏の山より冬の山の方が色とりどりでキレイだなって事です。もちろん暖かい季節にも花が咲いていたりするけれど、冬でも花が咲くし色んな実はなるし、これってやっぱり亜熱帯・石垣島だからなんでしょうか? 内地にいる時も色んな山に行ったけど、考えて見ると冬場に歩ける山は余り華やかではなく、気軽に歩けない雪山はスキーとして行ってました。 真っ白な白銀の世界は違う意味で最高にキレイで、ダイヤモンド・ダストを見た時は「エッ!?」、と言う感じで見れた事にビックリしました。 

さて石垣の山に戻りましょう(笑)。↑上はルリミノキの花です。こうやって葉の付け根ごとに可愛い小さな花が付きます。↓下の画像は同じ季節、同じ日にもう実をつけているのがあります。 

最初の画像のように花がああいう具合に咲く訳ですから、実も同じ様に付きます。そしてこれがルリミノキの名前の由来、瑠璃色の実です。なんて素敵な名前なんでしょう。 

さらにセンリョウの実も色づき始まました。チョッと前までは青かったんですが今では真っ赤です。お正月のお飾りに間に合うように、ここぞとばかりに着飾ったんでしょう。他にもエゴの花の高級石鹸の様な匂いが漂って来たり、夜には冬のカエルたちがここぞとばかりにメスたちにアピールの大合唱、そしてオイラも夜な夜な撮影に行く訳です。人間の世界だと完全にデバガメ、盗撮で捕まりますよね(笑)。

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ずっと見て来たトサカメオトラン、盗掘されました!

2017年12月27日 | 石垣島の問題

花が咲いてる時期からずっと観察してきたトサカメオトラン(ラン科、絶滅危惧種、石垣市保全種)が昨日行ったら無くなっていました、盗掘です! この個体は実を沢山付けていて、弾け始めたら目立たない場所に種を撒いてあげようとずっと見守り続けていたのに非常に残念です。どうしてこういう事をする人がいるんでしょう。

トサカメオトランは逆さまに咲くと言う事で非常に珍しランで、オイラも今年2株しか見ていません。しかも数年ぶりでした。また石垣市の保全種にも指定され採取や損傷も禁止です。もちろん犯罪なので警察に捕まるし罰則もあります。今回は文化財課の職員も確認していた株だったので、報告したらショックを受けていました。

やや目立つ場所にあったので植替えてあげようと思ってたんですが、それで失敗して枯らしちゃぁ可愛そうなのでず~と見守り続け、先程も書いたようん種が出来たら環境の良い所に撒いて少しでも増えればと思い、いつ鞘が弾けるかな?まだかな、まだかな、と楽しみにしていたのに・・・、

まだ掘り起こして間もない状態でした。石垣には昆虫だけでなく植物の業者もいるので(ブラックリストに載ってます)本当に気がおけないですね。こう言う事もあるので現場が分からないように紹介しているつもりなんですが、もしオイラのブログがヒントで場所を特定されていたら最悪です。今後は分かり易い場所にある保全種は移植を考えるべく、文化財課や植物に詳しい方と相談してみようと思います。

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屋良部半島の2

2017年12月25日 | 何でも

「屋良部半島の2」は、ナータフーズ(500年位前にいた石垣島の偉い人)がオヤケアカハチ(500年位前に琉球王府に反乱を起こした人)に命を狙われたさいに西表島に逃げる前、一時的に隠れていたと言われる洞窟です。

入り口を中から見た絵です。天井高さは余り無いので常にしゃがんだ状態で動かないといけません。今回はちゃんと撮るのが目的で一眼デジにストロボを付けて持って行ったので中での移動が結構大変です。それなのに久し振りに出したストロボの調子が悪く、何度も電池を入れ替えたり接点を削ったりして汗ダクダク。↓入った口とは別の口が開いてます。

苦労した割にはストロボを使うよりLEDライトをバウンスさせて高感度で撮ったり、ヘッドライトで照らし出した絵の方が良い感じだったので、ストロボで撮った画像は次の一枚だけです。天井は低いけど意外と広い空間があり、どうしてこういう空間が出来たのか不思議です。オイラが思うに石灰岩が出来た後一度この穴の高さまで埋もれ、その時代に川の水で溶けたかな? 実はこの洞窟、水無川沿いにあります。もしくは雨が降るとこの洞窟内に水が流れるのかな?今度雨の日に見に来なくちゃ!

「ん?奥に穴が開いてるなぁ」、と思いヨチヨチと近寄って見ると穴の向こう側にも空間がありました! 今まで何度か来てますがこんな空間が有った事に初めて気付きました。ナータフーズが隠れたさいに、手前の部屋だけだったらチョッと覗けば見つかってただろうし、夜明かりを灯せば気付くかれたかも知れません。しかしこの「奥の部屋」に隠れていれば外から覗いただけではその部屋がある事自体気付かないだろうし、明かりを灯しても外まで洩れない可能性大です。

画像の穴から覗くには這いつくばらないと厳しそうなので今回は諦めてましたが、他の場所をチェックしてる時にもう一つ奥に繋がる穴を発見。ここからなら中に入れそうです。今回は時間も遅く止めておきましたが、取り敢えずそこから中を撮影して見ました。

かなり奥行きもあり手前の部屋と同じか、少し広いくらいの空間が有りそうです。石筍が折れている様に見えるのでもしそうだとすると「誰かが入った事がある」、と言う有力な証拠になります。今度行く時はそれなりの準備をし、この「奥の間」に挑戦して見たいと思います。

コメント (2)
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リュウキュウツチトリモチ、そろそろ良いですよ。

2017年12月23日 | 何でも

あちこちの石灰岩のあるような場所でリュウキュウツチトリモチ(ツチトリモチ科)が頭を出し始めてますよ。

海岸林のクロツグやリュウキュウガキが生えるよな場所に出て来ますが、結構内陸や山中にも出てくる場合があります。何故かわかりますか? 答えは大昔そこが海の側だった場所だからです。もちろんアルカリ土壌で、寄生する為のクロツグなどもないと駄目です。リュウキュウツチトリモチが生えてれば石灰岩などがなくてもそこは大昔海の側だった、と言う一つの目安になります。

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屋良部半島の1

2017年12月20日 | 何でも

以前から知ってる場所だけど自分の頭の中だけでなくGPSや地図上にキチンと印をつけて残そう、と言うのを1年位前からやってます。で、今回は屋良部半島に行って来た訳ですが、当初の目的の場所がチョッと入って行けない状況だったので仕方なく他の場所に。

普通の人は入って行かないような崖を降りて行き最初に見えてくるのがこの景色です。石垣とは思えないような色ですが、晴れてたらさぞかしキレイなんでしょうね。流れ着いたゴミが残念ですが。

石灰岩だけでなく凝灰岩が見られます。その隙間にはメノウなんかも見れますが、売り物になる程の物はなかなかねぇ(笑)

冬の石垣島はとにかく雨が多く、小さい台風が来てるんじゃないかと言うくらい吹き荒れます。この日もそんな感じで、こんな日に海に入ったら大変! 落っこちないように気を付けにと。

まるで日本海の様な荒れた海ですね。オイラの車が停めてあったせいか何かあるのかなと思いこんだアジア人観光客が途中まで下りて来ては引き返しました。かなり荒れたルートなのに良く下りて来たなぁと、チョッと呆れてしまいました。

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迷子の伝書鳩

2017年12月19日 | 何でも

石垣には迷子になった伝書鳩が良く来ます。特にオイラは屋良部半島でウロウロしていると出くわすんですが、今回もその一羽に。脚を見ると青いのと白い脚環がされてるので間違いなく伝書(またはレース)鳩です。気持ちがある方は環に書いてある文字が見れればJAPANとか国名が書いてあるので、協会に連絡すれば相談にのってくれます。

ただ外国からの迷子だとどうなんでしょう?おそらく石垣に来てるのは台湾からで、ニュースでもやってますがウィルスの関係でうかつに触らない方が良いです。オイラも脚環を見ようと努力したんですが直ぐに逃げてしまうので無理でした。 ショックなのは、道路上でジッとしているので取り敢えずこのままでは轢かれてしまうと思い歩道奥に追いやったんですが、帰りに同じ場所を通ったら車道で半分ペチャンコになっていました。クイナとかネコなら不意に飛び出してくるので仕方がない場合もあるけど、この子はそんな感じではありません。しかもこれだけの大きさの物が道路にあったら何だかわからなくても避けますよね?どういう状況で轢くんでしょう?全くもって残念です。

★冬のカエルの季節になったので、今年も夜な々々山中に入ってます。それで昨夜は更新できませんでした。近いうちに画像を載せたいと思います。

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タイワンオガタマ、満開中!

2017年12月15日 | 山が好き!

今山に行くとタイワンオガタマ(モクレン科)が満開に咲いてます! 物凄く良い匂いがしてぜひ匂いを嗅いでください。

オガタマと言うのは招霊(オギタマ)の事だと言われ、天照大神が天岩戸のお隠れになった際に岩戸の前で踊った天鈿女命(アマノウズメ)が手にしていたのがオガタマと言われています。材が固くて良い木なのでだいぶ切られたようですが、最近ではそう言う事もなく、アチコチで見る事が出来ます。

台湾から送られたこの木が伊勢神宮に2本だけあるそうです。1円の模様はオガタマの葉がモデルで、それなら誰でも見れますね。本来は花高か位置に咲くので、落ちた花びらを手に取って匂いを嗅いでも良い匂いがしますよ。

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野原崎近くの岩山の上から伊原間方面を眺めて見た

2017年12月13日 | 文化・歴史好き!

野原崎近くの岩山(83.6m)から伊原間方面の海を眺めて見ました。玉取崎やその向こうにはトムル崎が見えています。海ではリーフエッジ(礁縁)に沿って白波が立ち、緑がかったリーフ内(イノー、礁池)とアウトリーフ(外海)の濃い青色がハッキリと分かりますね。この濃い部分からズドンッと水深10m位の深場になり、ダイビングで見る美しいサンゴや魚達が出迎えてくれます。

干潮時にリーフエッジで釣りをしている人がいますが、ココまで行くには珊瑚をザクザク踏む事が多いのと、たまに来る高波に飲まれ亡くなる方が結構いるのでオイラはお勧めしません。

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イラスト風

2017年12月11日 | 何でも

葉っぱの上に花びらが落ち、花びらの紫色が染め抜いたようにキレイに溶け込んでいてとてもキレイでした。変ないい方ですが、自然ぽく無く作り物見たいに感じたので、さらにイラスト風に加工して見ました。薄っすらかけただけなので全然わからないかな?

実際に見たのと同じように表現するには、オイラの腕ではおぼつかないようです。

こうやって見ると花ビラがもうチョッと多ければ良かったんですが、実物は十分素敵でした。

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これもゴンズイ玉?

2017年12月08日 | 文化・歴史好き!

季節外れのゴンズイ(ミツバウツギ科)の実が沢山! 本当は黒い種子が目玉のように見えるのがこの実の面白い所なんですが、あまりにも豊作で訳が分かりません(笑)。

同じ科のショウベンノキは沢山あるんだけど、ゴンズイはそれ程ありません。何故だろう? ゴンズイの名がつくのは魚のゴンズイと同じで役に立たないからと言う説がありますが、どうかなぁ? だってゴンズイって毒にさえ気を付ければ美味しい魚だし、このゴンズイも若葉を食べたり実は薬にもなります。花(鎮痛)、果実や種子(腹痛、下痢、脱肛、子宮下垂、睾丸のはれや痛み)など。

沖縄の国頭村で「安田シヌグ」と言うお祭にに使われますが、詳しい事はまたそのうち。

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