リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

そろそろシーズンなので、於茂登岳の下見に行って来ました4

2013年10月30日 | 山が好き!

そろそろ頂上も近づいて来ましたよ~。 さて今回の最初の画像ですが、於茂登山系にはある程度登って行くと湿地のようなラインがあり、石垣島にいるホタルの大元はこの辺りにいたものから沢沿いに派生していったと言う説があります。 この説が正しいかどうかは分かりませんが、数十万年前、海水面が今より80mくらい高かった時代があり、そのラインより低い位置には少なくともヤエヤマホタルは殆どいません。 もちろん環境があっていればチョッとづつ発生範囲は広がって行くので、まったくいない訳ではありませんが。

とちゅう後ろを振り向くと空港側の景色が望めます。 新空港が出来てからのこの景色は見た事が無かったので、また晴れの日に眺めたいですね。

気温が高い季節は登る人が少ないんでしょうか? 石垣島の他の山に比べると、於茂登岳は高速道路なんですが、今回はわりと茂ってましたねぇ。 チョッと前に「県指定天然記念物・アサヒナキマダラセセリの食草・リュウキュウチクを切るな」と問題になった事があり、そのせいで全体的に切らない感じになり、登山道の整備までされ辛くなったのかも知れませんね。 でもそんな事言ってたら頂上に続く最後の箇所もリュウキュウチクの中を通るので、そのうち道が無くなってしまうけど・・・。

さぁ、ここから左に行けば頂上、右に行くとNHKの鉄塔があった方ですが、先に書いたように上の方では雨が降って来ました。 途中で出会った親子はビーサンに薄手のワンピースなど信じられない軽装で、すでに幼稚園児くらいの女の子が雨に濡れて「寒い寒い」と震えていました。 

亜熱帯・石垣島でも雨に濡れたりなど条件が揃えば低体温症で簡単に死ねます。 それは海でも山でもです。 石垣島に来る方は軽装の人が多く、自然体験を遊園地のアトラクションか何かと同じように考えてる方が結構いますが、自然と遊ぼうと思ってる方は必ずそれなりの装備を持って来て下さいね。 

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そろそろシーズンなので、於茂登岳の下見に行って来ました3

2013年10月28日 | 山が好き!

ここで2011年に撮ったのと同じ場所のがあったので見て頂きましょう。 一枚目が先日撮った物で、二枚目が2年前の2月に撮った物です。 

一枚目の現在では、法面にネットが張られ崩れないように補強されてますね。 シダを中心に植物も生えてきてかなり山の風景に溶け込んでます。 ただすぐ左側は崖になってるので草じゃなくて早く木が生えてくれると自然のガードになって良いと思います。 このネットも隠れるくらい緑が増えると良いなぁ。

センリョウがもう実を付けてます。 赤くなるにはまだ早かったようですが、確実に秋冬に向かってるんですね。 寒くなってくると生き物が少なくなってくるような気がしますが、冬が好きな生き物も沢山いるし、色々な実が色とりどりに飾ってくれます。

苔むしった樹がありました。 ここまでなるのに何年かかったんだろう・・・。 

そして今も健在、於茂登岳の主・オキナワウラジロガシの巨木で、日本最大のドングリが生ります。 根元の方はもう「祠」状態になっていて、見えないけどきっと妖精かトトロ見たいのが寝ていて、夜になると動き出すんだと思いますよ。 オイラの家の庭にも2~3年前に拾って来たドングリが芽を出し生えていますが、ここまで大きくなったらどうしよう?! 一応見こして塀から離して植えたけど心配だなぁ。 まぁ、その頃オイラは夜空に輝く星になってるだろうけど(笑)

またまた続く

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そろそろシーズンなので、於茂登岳の下見に行って来ました2

2013年10月25日 | 山が好き!

前回の続きです(以前と変わらない所は端折ってます)。 崩落跡を左手に見ながら登って行くと、またプラスチック見たいので出来た人工木で整備されてました。ただこれ雨に濡れると結構滑るんですよね。 絶対に上にのらない様に土の部分を歩かないと危ないです。

道幅が狭い部分にはロープも張ってあり、左下に崩れないように一応土留めの板が埋めてあります。

下の画像を見てください。 2人の間、木々の中に向かって行くのが市が作った迂回ルート。 崩落の側面を行くのがオイラが通ったルートです。 頂上に行くのにどうしても一度はここで崩落の上を歩かなければいけないんですが、石垣市が手を付けるまでに2年以上の時間が経っていて、それまでに個人的に登ってた人達がつけたルートの方が分かり易いと言うか、地形的に無理が無いので結局殆どの人が(崩落直後オイラが歩いた時も)崩落側面ルートを歩いていました。 オイラにかんしては、ここに迂回ルートがあった事さえ気が付きませんでした(笑)。

今回は最後に於茂登岳にもある滝をご覧下さい。 

もともと水量が無い滝ですが、この時は特に少なかったようです。 ただこの後、於茂登岳は雨に見舞われるのでした・・・。

つづく

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そろそろシーズンなので、於茂登岳の下見に行って来ました

2013年10月23日 | 山が好き!

題名どおり、そろそろ涼しくなって来たので於茂登岳の下見に行って来ました。 2010年の大雨では奄美ばかりが取り上げられていましたが、沖縄県も大変な事になっていました。 石垣島も被害が多く、その一つが沖縄県最高峰の於茂登岳の崩落です(その時の記事も過去ブログにあります)。 その後しばらくは危険なので石垣市としては許可を出せないという事で、お仕事での登山はお断りしてたんですが、ようやく今年になって復旧作業が終わったようです。 

崩落後、個人的には何度か登ってましたが、石垣市が整備してからはまだ見てなかったので、その確認と登山道途中にある説明ポイントの再確認、新たなポイント探しがてら行って来ました。 まず違ってたのが、下の画像です。 2010年の崩落時はここはまだ落ちてなかったはずなんですが、新たにゴソッと落ちたらしく、迂回ルートとしてプラスチック?の丸太で道が作られていました。 虎ロープの向こう側は元の道が無くなってます。

 

ここを過ぎてしばらく行くと・・・、ありました、崩落の跡。 これだけはどうしようも無いんですね。 

もともと沢があったこのラインの崩落が1番激しいんですが、実は於茂登岳の崩落はまだまだ落ち着いていないんです。 最初に書いたように登り始めて直ぐの場所もそうですが、於茂登連山全体的にその後もあっちこっちで崩落が起きています。 それは異常気象による大雨が都会だけでなく、この石垣島でも起きているからだと思います。

全体の色がおかしいのはご勘弁いただくとして、所々引っ掻いたような部分が崩落の跡です。 於茂登岳周辺だけでこれだけ崩れている箇所があります。 くれぐれも雨が続いた後や大きな気候の変動があった後は、自然が落ち着くまでは行かない事をお奨めします。

つづく

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テレビのお仕事

2013年10月21日 | 何でも

先日、T会長とT副会長、オイラの石エコ会メンバー3人で、〇HKの仕事をして来ました。 番組は来月の17日前後にやる「九州・沖縄、名水紀行」という番組の一部です。 於茂登岳からそそぐ白水から名蔵アンパルへと、山と海は繋がってるんだよ~って感じがテーマです。 

まずは朝6時にアンパルに集合。 石垣島は日の出が遅いのでまだ真っ暗、ミーニシも吹き始めた石垣の早朝は寒い~! スタッフとタレントの田中の律っちゃんが到着したら早速カヌーでスタート。 台風の影響で風が強く、スタッフでは漕ぎ切れ無いという事で各ガイドが漕ぎ手です。 途中から朝日が昇って来て素晴らしい光景もあったんですが、もちろんそれを撮影してるスタッフのための漕ぎ手なので、自分で撮影なんてしてる暇はありません。 実際の放送でカットされてなければ拝めるでしょう。 ところでこれ、何事も無かったから良かった物の、もし沈して機材が濡れたらどうなってたんだろう?! 今度から確認して引き受けよう。

(内地時代、報道系のカメラマンをやっていた関係で律ちゃんとは番宣等ですが十数年ぶりに会いました。 話した事もあったんですが、オイラは大勢の中の一カメラマンなので当然覚えてはくれてませんでした(笑))

カヌーは潮が引いたらもう乗れないので直に終了。 そのあと白水沢で撮影です。

11時過ぎには干潮なので、今度は朝カヌーを漕いだ場所を自分の脚でトレッキングしながらの観察です。 天気も良くなりシオマネキなど色々な生き物が観察できました。 上の画は律っちゃんに説明してるT会長とスタッフ達。 この後はお昼休みで、これまた十数年ぶりの「ロケ弁」を食べました。 と言っても地元の弁当ですが(笑)。 

という感じで一日を終えました。 この日は地元の動画系やロケバスの人などとも話せたし、最近動画にも興味のあるオイラはプロの音声さんに色々話しが聞けて面白かったです。 それにしても律っちゃん、オイラとチョッとしか変わらないのに凄く若かったなぁ、さすがプロです。 

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オキナワキョウチクトウ

2013年10月18日 | 何でも

石垣島にはこのオキナワキョウチクトウ(キョウチクトウ科、夾竹桃)の木が道路沿いに植えてある所が結構あり、石垣に来た頃からこの実を見ては、「美味しそうだなぁ」と思ってました。 まだ青いのもこの熟した色のも本当に美味しそうです。 なにせ名前に桃という字が付くくらいだから。 

海流分散で実をバラ撒くんですが、モダマやサキシマスオウなどと同じように山中のキョウチクトウが生えてる場所はやはりそういう意味(昔の海のライン)かも知れませんね。

このキョウチクトウ科という植物は猛毒で、沖縄ではミフクラギ(目が膨れる、腫れる)という意味の名前が付いてます。 アルカロイド系の毒で、外国では「自殺の木」とか毒殺に使われるくらいで、日本でも旧日本軍がこれで毒ガスを作ってたと聞きます。 オイラが以前、仕事の都合でとある公園にいた時に、辺りの人達がみんな頭が痛い、目が痛い、気持ちが悪いと言い出した事があって、よくよく周囲を見渡してみると公園掃除をしていたシルバー人材のおばちゃん達が集めた落ち葉を燃やしていました。 あの煙だけでこんなに具合が悪くなるだろうか?、と思って近づいていったら、何とこのオキナワキョウチクトウの落ち葉を燃やしていたんです! そのせいで毒ガスが発生し、そこにいたみんな具合が悪くなってたんですね~。 恐るべし、夾竹桃。 

他にも、「オイラは自然派」って感じで格好つけたかったのか、枝をナイフで削って箸や串を作ってBBQをやっていた人が中毒起こしたなんて話もあります。 とにかくこのキョウチクトウの仲間は恐ろしいので皆さんも気を付けて下さい! でもハワイ等のホテルではウエルカムとしてこの仲間のプルメリア(キョウチクトウ科)の花をお風呂に浮かべますね。 確かにキョウチクトウよりは毒成分は弱いらしいけど大丈夫なのかなと? お風呂程度の温水で毒が消えるって事でしょうか? 昔は魚毒にも使ってたくらいだから、やはり熱を加えると毒成分が無くなるのかも知れませんが、詳しくは分からないのでやはり気をつけて欲しいのと、魚毒漁は今の日本では法律で禁止されてるのでやらないように。 

ただ殺虫剤にも使ったりするそうなので、少しの落ち葉を風向きに気をつけて、数分だけ蚊取り線香代わりに燃やしてみたらどうなるかな?、と思ったりもしますが良い子は止めておきましょう。 責任は取れません!

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山に行こう!

2013年10月16日 | 山が好き!

そろそろ良い季節になって来ましたね。 石垣島もミーニシが吹き始め、サシバの渡りもあり、今日なんてスッカリ秋です。 内地から来た観光客は丁度良いそうですが、オイラ達は寒いって感じです(笑)。

この季節になると山に入りたくなって、我慢出来ずに行っちゃいました。 今回は入った事が無いルートに進入。 この先どんなかな~。 

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「海に沈んだ歴史 ~タイムカプセルを探してみよう~」 

2013年10月14日 | 何でも

いま八重山博物館では、沈没船関係の水中文化遺産企画展をやっています。 八重山の海に沈んでいた中国他の陶器や木製イカリを沈める為の石のオモリなど、昔の石垣がかなり国際的な島であった事がわかります。 なによりトレジャーハンター的な感じで、オイラはワクワクしてしまいます。 しかもこれらが無料で見られるんだから行かない手は無いですよ!

リモコン式の水中撮影ロボットなんかも見れるし、地元の人も観光客の方もぜひ行ってみてね! 観光客の方は有料の方も見て下さい、結構面白いと思いますよ。  

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本日の夕景

2013年10月11日 | 空が好き!

最近の石垣島はずっと近海に台風がいて、気温が高いのに雨は降ったり止んだりで湿度も凄く、外での作業もままなりません。 それでも台風のおかげで面白い空模様になってるので、合間をぬって自転車で出たら良い夕日でした。  

今の所、台風25号はフィリピン方面に向かってますが、もう一つの熱低がまだハッキリしません。 10月に入って台風が来るのは珍しい事ではありませんが、温暖化のせいでいまだに海水温が28度(海水温が26度以上あると台風になりやすい)、近年あきらかに数が増えていて勢力も強く、来る度にビクビクしながら夜を過ごします。 

あ~、早く柱と垂木をもっと増やさないと~!  

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トゲナシヌマエビ

2013年10月09日 | 生き物

こっちではヤマトヌマエビより普通種のトゲナシヌマエビ(ヌマエビ科)です。 棘無しってどこの棘かと言うと、エビってオデコの部分が突き出てるでしょ、その部分に鋸歯のようなギザギザが多くのエビには有るんですが、このエビの鋸葉は殆ど分からない程度しかないので「棘無し」、と付いたようです。 と言っても小さい画像なので分からいでしょう、オイラも分かりません(笑)。 相変わらず水中用カメラが壊れたままなので、一応これ水上から撮った物です。 それにしても名前を付けた人、細かい所まで良く見てますね。  

お子様時代は最初にゾエア幼生として海にまで下るそうですが、この場所の下流にはダムがあるので果たしてそれが成立してるか分かりません。 サクラマスのように海に下らない(下れない)ような状況になっても子孫を残せるように順応(適応)する生き物は沢山いるので別に珍しい事ではないです。 そのうち何千年とか経てばガラパゴス諸島のイグアナやフィンチみたいに分化(種分化→元は同じ種が環境に合わせて変化する事)するかも知れませんね。 もう既に変化してたりして・・・。 多分ですが真ん中のがメスで、透明度が高い二匹はオスだと思います。

☆何時ものように名前が間違ってたら遠慮なく訂正コメントください。 間違ったままより全然良いですから。

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