干潮時の海は色んな生き物観察のチャンスですね。普通干潮時の観察と言うと岩場か多いんですが、砂浜の干潮時もわりと楽しめます。昼間でも勿論面白いんですが、今回は夜の砂浜です。特に写真を撮る方には水中カメラを持っていなくてもある程度キレイに撮れるのが干潮時の良さ。
さぁ、カメラとライトを持ってレッツら・ゴー!です。
始めはイソギンチャク(3Cm位)です。透明で黒い?斑点模様が美しいですね。盛んに触手を動かしてましたから、獲物を探していたんでしょう。夜の砂浜は魚も警戒心が薄れオイラの長靴にも当たってくるくらいですから、イソギンチャクも獲り易いのかな? ん?、このイソギンチャクは砂中から出ちゃった見たいですね。
この場所は台風の影響でかなり砂が動いたようで、その証拠が側にありました。
赤で囲んだ部分、砂の棘みたいのが砂地から飛び出してるように見えます。これ本当は飛び出しているんじゃなく、ゴカイとか海に棲むミミズの役目をするワーム状の生き物が粘液とかで砂を固めて作った巣が周りの砂が流されたおかげで残った状態です。同じ様な物が陸上でも時々見られますよね。
きっと中にはまだ住人がいるはずです。高さわずか1Cmほどの砂の筒状の巣ですが、どんな生き物が住んでいるんでしょうね? 他のでもよく「何で確かめなかったの?」と言われますが、お家を壊してまで中を見たいと思わないオイラは観察者失格でしょうか?(笑)
ハゼの仲間(5Cm位)かな。そんなような形の魚ですね。この子はおそらく眠っているので全然逃げません。でも眩しいと思うので一気に2~3枚撮影して直ぐ止めました。
最後はカニさん(3Cm位)。これ砂に潜って行く途中です。沖縄の砂地は基本サンゴの砂なので白っぽいのが保護色なので、そこに棲む生き物も白っぽいのが多いですね。
夜じゃないと出て来ない、見られない、見ずらい生き物も沢山いるので、昼だけでなく夜もぜひ行って見て下さい(自己責任で)。安全の為に二人以上で、知らない海ではライフジャケット付けて、あと何所からエントリーしたか分かるようにLEDの点滅灯をスタート地点に設置。そうじゃないと全然違う浜に戻って、下手したら車まで延々歩く事になりますよ(笑)。
#リフトアップ石垣島エコツアー #干潮 #観察