おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 12ページの「2012年度の中小企業の生産動向」をみましたが、今日は13ページの「中小企業の資金繰り DI の推移」をみます。
中小企業庁・(独)中小企業基盤整備機構「中小企業景況調査」による2012年度の中小企業の資金繰りDIの推移をみると、中小企業全体及び小規模企業共に、2011年7-9月期に大震災前の水準に回復した後は、緩やかな改善を続けていたが、それ以降は、中小企業全体及び小規模企業共に資金繰りDIはおおむね横ばい傾向となっているることが分かります。
なお、資金繰りDIとは前期に比べて資金繰りが「好転」と答えた企業の割合(%)から「悪化」と答えた企業の割合(%)を引いたもので、過去のデータをみると、DIが最も良かったのは1988年4~6月期と1989年10~12月期のプラス2.9であり、最も低かったのは2009年1~3月期のマイナス41.6となっています。
昨日、平成25年1~3月期のGDP年率3.5%増と発表になりましたが、資金繰りが改善するのは生産高が増加し、売上高を確実に回収できた時ですので、まだまだ先だと思いますが、この流れが少なくとも1年は続いて欲しいものですね。
昨日は2012年度中小企業白書 12ページの「2012年度の中小企業の生産動向」をみましたが、今日は13ページの「中小企業の資金繰り DI の推移」をみます。
中小企業庁・(独)中小企業基盤整備機構「中小企業景況調査」による2012年度の中小企業の資金繰りDIの推移をみると、中小企業全体及び小規模企業共に、2011年7-9月期に大震災前の水準に回復した後は、緩やかな改善を続けていたが、それ以降は、中小企業全体及び小規模企業共に資金繰りDIはおおむね横ばい傾向となっているることが分かります。
なお、資金繰りDIとは前期に比べて資金繰りが「好転」と答えた企業の割合(%)から「悪化」と答えた企業の割合(%)を引いたもので、過去のデータをみると、DIが最も良かったのは1988年4~6月期と1989年10~12月期のプラス2.9であり、最も低かったのは2009年1~3月期のマイナス41.6となっています。
昨日、平成25年1~3月期のGDP年率3.5%増と発表になりましたが、資金繰りが改善するのは生産高が増加し、売上高を確実に回収できた時ですので、まだまだ先だと思いますが、この流れが少なくとも1年は続いて欲しいものですね。