おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書の構成を記載しましたが、今日は「最近の我が国の景況」を読んでいきます。
昨日の年初来高値更新にみられるように、家計や企業マインドの改善等を背景に、我が国の景気はこのところ持ち直しの動きが見られています。
この動きをタクシー運転手、商店主等景気を肌で感じる職業の人にヒアリングしたものが、内閣府が実施している「景気ウォッチャー調査」です。
2008年9月のリーマン・ショックを経て、2009年から持ち直しを続けてきた我が国経済は、2011年3月の東日本大震災により大きく落ち込みましたが、これを乗り越えて、その後2012年後半にはそれまでの円高の進行や世界景気の減速等を背景に景気は弱い動きとなっていました。
しかし、2012年11月には再び上昇に転じ、2013年に入ると再び上昇していることが分かります。
中小企業の景気は好況(離陸)の時は最も離れるのが遅く、不況(着陸)の時は最も着くのが早いことから飛行機の車輪に例えられると思います。
要するに、現在のような離陸状況にあっても、中小企業は未だに離陸できていないということなので、数年間はこの流れが継続することを期待しますね。
昨日は2012年度中小企業白書の構成を記載しましたが、今日は「最近の我が国の景況」を読んでいきます。
昨日の年初来高値更新にみられるように、家計や企業マインドの改善等を背景に、我が国の景気はこのところ持ち直しの動きが見られています。
この動きをタクシー運転手、商店主等景気を肌で感じる職業の人にヒアリングしたものが、内閣府が実施している「景気ウォッチャー調査」です。
2008年9月のリーマン・ショックを経て、2009年から持ち直しを続けてきた我が国経済は、2011年3月の東日本大震災により大きく落ち込みましたが、これを乗り越えて、その後2012年後半にはそれまでの円高の進行や世界景気の減速等を背景に景気は弱い動きとなっていました。
しかし、2012年11月には再び上昇に転じ、2013年に入ると再び上昇していることが分かります。
中小企業の景気は好況(離陸)の時は最も離れるのが遅く、不況(着陸)の時は最も着くのが早いことから飛行機の車輪に例えられると思います。
要するに、現在のような離陸状況にあっても、中小企業は未だに離陸できていないということなので、数年間はこの流れが継続することを期待しますね。