おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 11ページの「規模別・業種別の経常利益率の推移」をみましたが、今日は12ページの「2012年度の中小企業の生産動向」をみます。
経済産業省「鉱工業生産指数」、中小企業庁「規模別製造工業生産指数」から中小企業の生産動向をみると、中小製造業の生産指数は、2012年に入っても緩やかな回復を続け、同年3月には95.5と大震災前の2011年1月(94.0)を上回る水準にまで回復していますが、2012年4月以降は低下傾向に転じ、同年9月には88.2まで低下し、その後は一進一退の動きが続いていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f9/431588638b1d0244565165bfb627da8c.jpg)
次に中小企業の生産動向を業種別にみると、鉄鋼業、一般機械工業、電気機械工業、電子部品・デバイス工業及び輸送機械工業といった輸出産業を中心に、生産は大きく低下していることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/1f/92ab3e4ea81c8c8adf57679111aa151d.jpg)
特に、鉄鋼業、電気機械工業、輸送機械工業の生産は、同年11月には大震災直後の2011年4月以来の低い水準まで低下しています。
2013年に入ると、輸出環境の改善等を受けて、鉄鋼業、電気機械工業及び輸送機械工業では、おおむね生産は下げ止まり、回復に向かう動きを見せていますが、この表の基準値である2005年の100を早く超えて欲しいものですね。
昨日は2012年度中小企業白書 11ページの「規模別・業種別の経常利益率の推移」をみましたが、今日は12ページの「2012年度の中小企業の生産動向」をみます。
経済産業省「鉱工業生産指数」、中小企業庁「規模別製造工業生産指数」から中小企業の生産動向をみると、中小製造業の生産指数は、2012年に入っても緩やかな回復を続け、同年3月には95.5と大震災前の2011年1月(94.0)を上回る水準にまで回復していますが、2012年4月以降は低下傾向に転じ、同年9月には88.2まで低下し、その後は一進一退の動きが続いていることが分かります。
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次に中小企業の生産動向を業種別にみると、鉄鋼業、一般機械工業、電気機械工業、電子部品・デバイス工業及び輸送機械工業といった輸出産業を中心に、生産は大きく低下していることが分かります。
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特に、鉄鋼業、電気機械工業、輸送機械工業の生産は、同年11月には大震災直後の2011年4月以来の低い水準まで低下しています。
2013年に入ると、輸出環境の改善等を受けて、鉄鋼業、電気機械工業及び輸送機械工業では、おおむね生産は下げ止まり、回復に向かう動きを見せていますが、この表の基準値である2005年の100を早く超えて欲しいものですね。