おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「中小企業白書」の249ページ「第 2-4-35 図 「攻めの IT」の重視程度」をみましたが、今日は272ページ「第 2-5-4 図 投資目的別の設備投資のスタンス」をみます。
下図から、過去10年の中小企業の投資目的別の設備投資スタンスを見ると、まず直近の2017年度では、「維持更新」と回答する企業が最も多くなっており、更に10年を通じて、「維持更新」と回答する企業の比率が増加していることが確認できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ab/38e25a6064dff40eca5ba52174d89a79.png)
この結果について白書は、後述するように、中小企業の設備年齢が上昇傾向を続けていることが背景にあると考えられる。他方、付加価値拡大に資すると考えられる「生産(販売)能力の拡大」、「製(商)品・サービスの質的向上」と回答する企業の比率や、労働投入量の効率化に資すると考えられる「省力化合理化」と回答する企業の比率は、過去10年で低下傾向にあることが見て取れる、とあります。
確かに、設備投資に関する相談内容を思い起こすと、老朽化による最新機種への「維持更新」が多いことに気づかされますね。問題は付加価値向上が低下傾向にある現状に白書はどのように考えているかですね。読み進んでいきます!!
昨日は2018年版「中小企業白書」の249ページ「第 2-4-35 図 「攻めの IT」の重視程度」をみましたが、今日は272ページ「第 2-5-4 図 投資目的別の設備投資のスタンス」をみます。
下図から、過去10年の中小企業の投資目的別の設備投資スタンスを見ると、まず直近の2017年度では、「維持更新」と回答する企業が最も多くなっており、更に10年を通じて、「維持更新」と回答する企業の比率が増加していることが確認できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ab/38e25a6064dff40eca5ba52174d89a79.png)
この結果について白書は、後述するように、中小企業の設備年齢が上昇傾向を続けていることが背景にあると考えられる。他方、付加価値拡大に資すると考えられる「生産(販売)能力の拡大」、「製(商)品・サービスの質的向上」と回答する企業の比率や、労働投入量の効率化に資すると考えられる「省力化合理化」と回答する企業の比率は、過去10年で低下傾向にあることが見て取れる、とあります。
確かに、設備投資に関する相談内容を思い起こすと、老朽化による最新機種への「維持更新」が多いことに気づかされますね。問題は付加価値向上が低下傾向にある現状に白書はどのように考えているかですね。読み進んでいきます!!