中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

業務見直し、具体的に何をしていますか??

2018年07月12日 04時56分48秒 | 2018年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「中小企業白書」156ページ「第 2-2-1 図 業務見直しの実施状況と取組単位」をみましたが、今日は158ページ「第 2-2-3 図 業務見直しの具体的な取組」をみます。

下図から業務見直しの具体的な取組について見ると、実際に業務見直しを行った中小企業における具体的な取組として最も多く挙げられたのは、「業務の標準化・マニュアル化」であり、次いで、「不要業務・重複業務の見直し・業務の簡素化」、「業務の見える化」の順に続いていることが分かります。

この結果について白書は、例えば、社内で属人化している業務等についてマニュアル化を行うことで、誰でも手法を学び、その業務に対応できる人材を増やすことにつながるものと考えられる。また、不要業務や重複業務の見直し及び業務の簡素化を行うことで、従業員に余剰時間が生まれ、業務負担の軽減に寄与するものと推察される。

さらに、業務の見える化により、今まで継続してきてはいたものの実は形骸化していたような不要業務の発見等につながっているものと考えられる。ひとえに業務見直しといっても、上記のような複数の手法が存在し、中小企業がそれぞれの課題に即した取組を行っているものと推察される、とあります。

考えてみると、会社員時代は、定期的に業務の見直しを行うことを指示されましたが、最近は、それを自然と行っているような気がしますが、全くやっていない気もしています。目標を掲げて短期間集中で行わないとダメですね。

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