おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「中小企業白書」の240ページ「第 2-4-25 図 会計業務における IT の導入状況」をみましたが、今日は249ページ「第 2-4-35 図 「攻めの IT」の重視程度」をみます。
白書は、労働生産性を向上させるためには、分母の労働投入量だけではなく、分子の付加価値への着目も重要である。コスト削減だけではなく売上や付加価値の拡大を実現するためのIT活用は「攻めのIT」とも称されている、とあります。
これを踏まえ、下図を見ると、大企業には及ばないが、中小企業においても「攻めのIT」を重視する企業は過半数を占めていることが分かります。
しかしながら「攻めのIT」に関する具体的な記載がないので読み進んで行くと、「先端技術の認知率と活用率」があります。これを見ると、認知率の高い順に、AI、IoT、ビッグデータ、RPAとなるが、中小企業における活用は乏しいというのが実情であることが読み取れます。
申請書において労働生産性の向上は落としどころになる重要な指標であり、机上では、飛躍的な改善を算出してしまいがちですが、実際に向上させるには、「攻めのIT」も視野に入れないと難しいですよね。。。
昨日は2018年版「中小企業白書」の240ページ「第 2-4-25 図 会計業務における IT の導入状況」をみましたが、今日は249ページ「第 2-4-35 図 「攻めの IT」の重視程度」をみます。
白書は、労働生産性を向上させるためには、分母の労働投入量だけではなく、分子の付加価値への着目も重要である。コスト削減だけではなく売上や付加価値の拡大を実現するためのIT活用は「攻めのIT」とも称されている、とあります。
これを踏まえ、下図を見ると、大企業には及ばないが、中小企業においても「攻めのIT」を重視する企業は過半数を占めていることが分かります。
しかしながら「攻めのIT」に関する具体的な記載がないので読み進んで行くと、「先端技術の認知率と活用率」があります。これを見ると、認知率の高い順に、AI、IoT、ビッグデータ、RPAとなるが、中小企業における活用は乏しいというのが実情であることが読み取れます。
申請書において労働生産性の向上は落としどころになる重要な指標であり、机上では、飛躍的な改善を算出してしまいがちですが、実際に向上させるには、「攻めのIT」も視野に入れないと難しいですよね。。。