おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「中小企業白書」の120ページ「第2-1-3図 従業員規模別に見た、人材の未充足率」をみましたが、今日は126ページ「第2-1-13図 雇用形態別に見た、女性の雇用者数の推移」をみます。
下図から女性の雇用者数を雇用形態別に確認すると、過去 10 年の間に女性の雇用者数は増え続け、合わせて約 260 万人が増加していることが見て取れます。この結果について白書は、雇用形態の内訳を確認すると、特に非正規の職員・従業員の増加幅が大きく、2015 年以降は正規の職員・従業員の増加幅も大きくなっていることが分かる、とあります。
次に、結婚や出産を理由に退職した女性のうち、どの程度の割合がその後就業しており、加えて、その後就業していない者のうち、どの程度の割合が就業を希望しているのかを確認すると、退職後に復職して仕事に就いている者(有業者)は 26.0%にとどまっており、他方、無業者のうち 60.0%は復職したいと考えていることが分かります。
この結果について白書は、結婚・育児を理由に退職し、現在就業を希望している者は、以前に社会経験もあることから一定の業務遂行能力を持っているものと考えられる。これらの人材を掘り起こして活用することは、人手不足となっている企業側にとって人材確保の糸口となることが推察される、とあります。
6割が復職したいと考えている、この数字が高いのか低いのか判断できませんが、復職を望む人が仕事ができる社会でないといけないということなのでしょうね。
昨日は2018年版「中小企業白書」の120ページ「第2-1-3図 従業員規模別に見た、人材の未充足率」をみましたが、今日は126ページ「第2-1-13図 雇用形態別に見た、女性の雇用者数の推移」をみます。
下図から女性の雇用者数を雇用形態別に確認すると、過去 10 年の間に女性の雇用者数は増え続け、合わせて約 260 万人が増加していることが見て取れます。この結果について白書は、雇用形態の内訳を確認すると、特に非正規の職員・従業員の増加幅が大きく、2015 年以降は正規の職員・従業員の増加幅も大きくなっていることが分かる、とあります。
次に、結婚や出産を理由に退職した女性のうち、どの程度の割合がその後就業しており、加えて、その後就業していない者のうち、どの程度の割合が就業を希望しているのかを確認すると、退職後に復職して仕事に就いている者(有業者)は 26.0%にとどまっており、他方、無業者のうち 60.0%は復職したいと考えていることが分かります。
この結果について白書は、結婚・育児を理由に退職し、現在就業を希望している者は、以前に社会経験もあることから一定の業務遂行能力を持っているものと考えられる。これらの人材を掘り起こして活用することは、人手不足となっている企業側にとって人材確保の糸口となることが推察される、とあります。
6割が復職したいと考えている、この数字が高いのか低いのか判断できませんが、復職を望む人が仕事ができる社会でないといけないということなのでしょうね。