おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「中小企業白書」の198ページ「第 2-3-22 図 企業側が考える、人材育成・能力開発の効果」をみましたが、今日は208ページ「第 2-4-1 図 中小企業における IT ツールごとの利活用状況」をみます。
下図から代表的なITツールについて中小企業の利活用状況を見ると、「十分利活用されている」と回答した企業の比率は、一般オフィスシステムと電子メールで55%前後であり、経理ソフト等で約40%、ERPやEDIで約20%であることが分かります。
この結果について白書は、中小企業のITツール利活用は未だ不十分であり、活用度合を高める余地は大きい、とあります。
次に、業務領域別のIT導入比率を見ると、財務・会計のIT導入比率が約75%と最も高く、他の業務領域は50%から60%の幅に収まっていることが分かります。
この結果について白書は、特に、顧客管理と在庫管理は、「導入したが効果が得られていない」比率が他の3領域より高く、IT導入前の期待に見合うほどの効果を得ることが相対的に難しいことが推察される、とあります。
中小企業のIT活用はまだ不十分だが、活用している企業の満足度は低いということですね。目的が明確であっても、例えば、操作が煩雑であったりすると思惑と異なってしまうので満足度が下がってしまうのでしょうね。分かりますね!!
昨日は2018年版「中小企業白書」の198ページ「第 2-3-22 図 企業側が考える、人材育成・能力開発の効果」をみましたが、今日は208ページ「第 2-4-1 図 中小企業における IT ツールごとの利活用状況」をみます。
下図から代表的なITツールについて中小企業の利活用状況を見ると、「十分利活用されている」と回答した企業の比率は、一般オフィスシステムと電子メールで55%前後であり、経理ソフト等で約40%、ERPやEDIで約20%であることが分かります。
この結果について白書は、中小企業のITツール利活用は未だ不十分であり、活用度合を高める余地は大きい、とあります。
次に、業務領域別のIT導入比率を見ると、財務・会計のIT導入比率が約75%と最も高く、他の業務領域は50%から60%の幅に収まっていることが分かります。
この結果について白書は、特に、顧客管理と在庫管理は、「導入したが効果が得られていない」比率が他の3領域より高く、IT導入前の期待に見合うほどの効果を得ることが相対的に難しいことが推察される、とあります。
中小企業のIT活用はまだ不十分だが、活用している企業の満足度は低いということですね。目的が明確であっても、例えば、操作が煩雑であったりすると思惑と異なってしまうので満足度が下がってしまうのでしょうね。分かりますね!!