おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「中小企業白書」の208ページ「第 2-4-1 図 中小企業における IT ツールごとの利活用状況」をみましたが、今日は215ページ「第 2-4-11 図 IT の導入・利用を進めようとする際の課題」をみます。
下図からITの導入・利用を進めようとする際の課題を回答比率の高い順に見ると、「コストが負担できない」と「導入の効果が分からない、評価できない」が約3割と高く、次いで、「従業員がITを使いこなせない」が約2割と続くことが分かります。
この結果について白書は、費用対効果と人材面の2点が主要な課題である、とあります。
次に、IT導入の3類型別にITの導入・利用を進めようとする際の課題を見ると、この傾向は、IT導入が効果を上げているトップ層でも、IT導入が進んでいないボトム層でも大きくは変わらないが、特にボトム層で比率が高いことが分かります。
この結果について白書は、費用対効果と従業員のITスキルが大きな導入障壁になっていると考えられる。他方、「個人情報漏洩のおそれがある」と「技術、ノウハウの流出のおそれがある」は、ボトム層よりもトップ層の方が課題として挙げていることから、IT導入が進むにつれて顕在化される課題であると推察される、とあります。
私がITの専門家ではないので、導入の効果が説明できず、そのためにお客様に機会損失を与えている可能性があることを再認識させられました。こういうときは誰に相談すれば良いのか、読み進んでいきましょう!!
昨日は2018年版「中小企業白書」の208ページ「第 2-4-1 図 中小企業における IT ツールごとの利活用状況」をみましたが、今日は215ページ「第 2-4-11 図 IT の導入・利用を進めようとする際の課題」をみます。
下図からITの導入・利用を進めようとする際の課題を回答比率の高い順に見ると、「コストが負担できない」と「導入の効果が分からない、評価できない」が約3割と高く、次いで、「従業員がITを使いこなせない」が約2割と続くことが分かります。
この結果について白書は、費用対効果と人材面の2点が主要な課題である、とあります。
次に、IT導入の3類型別にITの導入・利用を進めようとする際の課題を見ると、この傾向は、IT導入が効果を上げているトップ層でも、IT導入が進んでいないボトム層でも大きくは変わらないが、特にボトム層で比率が高いことが分かります。
この結果について白書は、費用対効果と従業員のITスキルが大きな導入障壁になっていると考えられる。他方、「個人情報漏洩のおそれがある」と「技術、ノウハウの流出のおそれがある」は、ボトム層よりもトップ層の方が課題として挙げていることから、IT導入が進むにつれて顕在化される課題であると推察される、とあります。
私がITの専門家ではないので、導入の効果が説明できず、そのためにお客様に機会損失を与えている可能性があることを再認識させられました。こういうときは誰に相談すれば良いのか、読み進んでいきましょう!!