おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「中小企業白書」の272ページ「第 2-5-4 図 投資目的別の設備投資のスタンス」をみましたが、今日は273ページ「第 2-5-5 図 企業規模別設備年齢の推移」をみます。
下図から、設備を新設してからの経過年数を示す設備年齢の推移を確認すると、中小企業と大企業の設備年齢がほぼ同水準だった1990年の設備年齢指数をそれぞれ100としてその推移を見てみると、足下の2016年度において大企業の設備年齢指数は148.6と1990年から約1.5倍となっているのに対し、中小企業の設備年齢指数は194.1と約2倍にまで増加しており、中小企業の設備が大企業の設備に比して老朽化が進んでいることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/39/70d7055b3c3b61c8065f1cc66fc1ec99.png)
この結果について白書は、これまでに見てきたとおり、過去10年間で投資目的を維持更新とする企業の割合が高まってきたのは、このように設備の老朽化が進んでいることが背景にあるものと考えられる、とあります。
設備年数を100とするというこの指数をどのように算出しているのか分からないのですが、中小企業が老朽化している設備の更新を求めているということですね。これは納得です!!
昨日は2018年版「中小企業白書」の272ページ「第 2-5-4 図 投資目的別の設備投資のスタンス」をみましたが、今日は273ページ「第 2-5-5 図 企業規模別設備年齢の推移」をみます。
下図から、設備を新設してからの経過年数を示す設備年齢の推移を確認すると、中小企業と大企業の設備年齢がほぼ同水準だった1990年の設備年齢指数をそれぞれ100としてその推移を見てみると、足下の2016年度において大企業の設備年齢指数は148.6と1990年から約1.5倍となっているのに対し、中小企業の設備年齢指数は194.1と約2倍にまで増加しており、中小企業の設備が大企業の設備に比して老朽化が進んでいることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/39/70d7055b3c3b61c8065f1cc66fc1ec99.png)
この結果について白書は、これまでに見てきたとおり、過去10年間で投資目的を維持更新とする企業の割合が高まってきたのは、このように設備の老朽化が進んでいることが背景にあるものと考えられる、とあります。
設備年数を100とするというこの指数をどのように算出しているのか分からないのですが、中小企業が老朽化している設備の更新を求めているということですね。これは納得です!!