中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

業務見直しの取組は経営者がリードすべき!!

2018年07月14日 05時06分30秒 | 2018年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「中小企業白書」159ページ「第 2-2-5 図 業務見直しを行うに当たっての課題」をみましたが、今日は164ページ「第 2-2-7 図 3 年前と比べた労働生産性別に見た、業務見直しの取組内容」をみます。

下図から3年前と比べた労働生産性別に見た、業務見直しの取組内容を見ると、労働生産性が「向上した」と回答した企業においては、業務見直しに係る取組の全ての項目において実施割合が他と比べて高くなっていますが、労働生産性が「変わらない」または「低下した」と回答した企業においては、総じて各取組の実施割合が、「向上した」と回答した企業に比べて低くなっていることが分かります。

この結果について白書は、したがって、業務見直しに取り組むことが労働生産性の向上に一定の効果をもたらしているものと推察される、とあります。

次に、3年前と比べた労働生産性別に、中小企業が業務見直しの取組を、どのような体制で行っているかを見ると、労働生産性が向上している企業においては、「経営者・経営層がリーダーシップを発揮している」が54.5%と、最も回答割合が高くなっていることが分かります。

白書は、経営者及び経営層の旗振りにより業務見直しを行うことが、労働生産性の向上に対して、より一層の効果を発揮するものと推察される、とあります。

現場が不要業務や重複業務の見直しを探し当てても、上層部はそれは必要と判断することがあるのではないでしょうか。要するに、こういう意識のギャップが発生しないように、経営者・経営層の強いリーダーシップが求められるということなのでしょうね。

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