ラスト１７分の長回しショット撮影！

渋谷丸山町にあるユーロスペース。ビルの３階にシアター１と２があり、２００６年１月から営業中。誕生は１９８２年。時代と共に…

一時閉館や移転などを経て現在に至ります。８０年代のミニシアターブームの劇場としても有名で、大きな映画館とは違う系統の映画を愛するファンには…

今も大切な劇場です。ドキュメンタリー映画やヨーロッパ、その他の国々のなかなか見ることができない映画を上映。もちろん邦画も。

ミニシアターブームの沈静化や相次ぐミニシアターの閉館にも負けず、頑張っています。そうは言っても、たま～に行く程度ですが…。

昨年、キリル・セレブレニコフ監督「インフル病みのペトロフ家」（２１）を見ましたっけ。今ちょっと気になるのが、ルーマニア出身の…

クリスティアン・ムンジウ脚本、監督「ヨーロッパ新世紀」（２２）。舞台はブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』で知られる…

ルーマニアのトランシルバニア。出稼ぎ先のドイツで暴力事件を起こし、故郷の小さな村に帰って来たマティアス（マリン・グリゴーレ）。

しかし妻との関係は冷えきり、息子は森で起きたある事件をきっかけに口がきけなくなり、衰弱した父との関係も上手くいかず…。

マティアスの安らぎは、元恋人のシーラ（ユディット・スターテ）だけ。シーラが責任者のパン工場が、アジアから外国人労働者を雇ったことで…

よそ者を異端視する村人との間に不穏な空気が…。果たして？タイトルの意味も気になります。原題は「Ｒ.Ｍ.Ｎ.」。なんでしょう？