だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

“良き羊飼い”(新約聖書)とは…?

2007-09-22 21:43:20 | 映画
いつの頃からか、マット・デイモンが嫌じゃなくなりました。決してキライではないので、念のため。たぶん、「青春の輝き」(92)の役柄のせいです。なにしろ、主役のブレンダンの大ファンなので、彼をいじめるデイモンが憎らしかったの!(笑)

その後、「戦火の勇気」(96)「レインメーカー」(97)「プライベート・ライアン」(98)「リプリー」(99)などで人気者に。なにより「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(97)での、アカデミー脚本賞受賞は、お見事。それでもイマイチ…だった私。

で、『おっ!?』と思ったのが「ふたりにクギづけ」(03)。この映画はDVD(←劇場じゃないことに注目)で見たのですが、良い!そして「ボーン・スプレマシー」(04)(←1作目でないとこに注目)も良い!、さらに「ディパーテッド」(06)も、『おおっ!』!ようやく、私もデイモンを認めたわけですね~。

最新作は、「グッド・シェパード」(06)です。監督(出演も)は「ブロンクス物語/愛につつまれた街」(93)に続く、2作目のロバート・デ・ニーロ。13年ぶりです。それだけに、デニーロがこの映画を作った意図を思わずにいられません。製作総指揮には、フランシス・フォード・コッポラの名も。

第2次大戦間近、イエール大学でエリート・コースを歩んでいたエドワード・ウィルソン(デイモン)は、軍にスカウトされ、戦略事務局『OSS』で諜報任務に就きます。、そして終戦後、創設された『CIA』に移り、スパイとしてソ連との“冷戦”に身を投じることになるのです。

彼は、耳の不自由なローラ(タミー・ブランチャード)と運命的な出会いをしたものの、友人の妹クローバー(アンジェリーナ・ジョリー)を妊娠させ、結婚。しかし仕事のせいで、彼女ともうまく行かず…。そして起こった1961年の“ビックス湾事件”。

JFK時代に起きた“キューバ危機”前年の、亡命キューバ人による革命政権転覆作戦。映画はCIA誕生秘話と、組織と家庭の間で苦悩するエドワードを中心に、歴史に隠された部分を描いています。脚本は、「インサイダー」(99)「ミュンヘン」(05)のエリック・ロス。

共演者の素晴らしさも見逃せません!アレック・ボールドウィン、ビリー・クラダップ、ケア・デュリア、マイケル・ガンボン、ウィリアム・ハート、ティモシー・ハットン、ジョー・ペシ、ジョン・タートゥーロ、ガブリエル・マクト。必見!

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