だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

金色にクラクラ~

2008-03-13 20:36:57 | 映画
豪華すぎる!金綺羅です。こんな豪華な映画、見たことないかも!北京オリンピックの総合ディレクターを務める、中国映画の巨匠チャン・イーモウ監督。中国名:張藝謀。1951年11月14日西安生まれ。1978年、北京電影学院撮影科に入学。卒業後、広西映画製作所に配属。カメラマンとして活躍しました。

「紅いコーリャン」(87)で監督デビュー。その後は女優コン・リーとのコラボで、次々とヒット作品を生み出していきます。パートナーだったコン・リーとは、「上海ルージュ」(95)を最後にお別れ。そして月日は流れ…。今、ここに2人のコラボが再び…!しかも、チョウ・ユンファを迎えて!!

王妃の紋章」(06)は、2006年のアカデミー賞で衣裳デザイン賞にノミネートされていました。(ちと古い…)そうなんです。とにかく豪華。まず驚くのが、金色の衣装。紫禁城を舞台にしたその王宮のきらびやかで、信じられないほどの人海戦術で当時を再現した、美術とセット。もう、ク~ラクラ。

中国、五代十国。後唐、つまり唐王朝末期の時代。9月9日“菊の節句”といわれる“重陽節”。一同が集まるこの日を前に、遠征から王(ユンファ)が、他国から第2王子の傑(ジェイ・チョウ)が帰ってきます。しかし、迎える王妃(コン・リー)は、皇太子(リィウ・イエ)との長年の不義を重ねていました。

冷めきった王と王妃の関係、継子とはいえ我が子との関係、好きな娘のために王妃との関係と断ち切りたい皇太子、そして王妃毒殺の企み…。絢爛豪華な王宮の態とは違い、全員が秘密を抱え、陰謀と殺意のうごめくどす黒い人間模様だったのです。禁断の愛憎劇が、今きらびやかな“色”とともに浮かび上がるのでした。

王宮を彩る金色の円柱600本、金箔と瑠璃で飾られた菊花の彫刻、18金の金糸・金片で仕立てられた王と王妃の衣装、女官たちの衣装など3000点、1kmにも及ぶ絹の絨毯、12000平方メートルの宮廷を埋め尽くす300万本の菊の花、ああ~、すご過ぎる!内容はともかく(あっ、ユンファ・ファンです!)この豪華さは見逃せません!

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