
スティーヴン・ソンドハイムの関わった映画には、「薔薇のスタビスキー」(73)「レッズ」(81)「ディック・トレイシー」(90)「ジプシー」(93・未)「サンシャイン・ボーイズ/すてきな相棒」(95・TVM)などがあります。
もちろんミュージカルの方は、作詞家として「ウエストサイド物語」「ジプシー」、作曲家として「ローマで起こった奇妙な出来事」「カンパニー」(70)「フォリーズ」(71)「リトル・ナイト・ミュージック」(73)「太平洋序曲」(76)「ジョージの恋人」(84)「イントゥ・ザ・ウッズ」(87)「パッション」(94)などがあります。素晴らしいですね。
そして「スウィーニー・トッド」(76)!この作品は、ミュージカルにあるまじき連続殺人犯を主人公に、遺体をパイにしてしまうという驚愕の内容。ソンドハイムの独創性豊かな曲作り、その心地良い音階(スケール)に、血なまぐさいストーリーなのに、つい、うっとり♪日本での上演を何度か見ているし、ジョン・シュレシンジャー監督、ベン・キングズレー主演の87年版の映画も、もちろん見ています。
ところが、ついに真打登場!ティム・バートン監督作品「スウィーニー・トッド」(07)です。これだけでも期待は十分なのに、主演はもちろん盟友ジョニー・デップ。期待は膨らみ、はち切れそうです!!
時は19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営むベンジャミン・バーカー(デップ)は、妻と娘と暮らしていました。しかし、妻に目を付けた好色なターピン判事(アラン・リックマン)によって、無実の罪を着せられ流刑にされてしまいます。15年後、脱獄したバーカーは妻が自殺に追い込まれ、娘が幽閉されていることを知るのです。
スウィーニー・トッドと名前を変え、姿もすっかり変えて、復讐に生きる誓いをするバーカー。理髪店は人気を博し、来店する彼の過去を知る人物を殺害していきます。その死体を始末するのが、1階でパイ屋を営むラヴェット夫人(ヘレナ・ボナム=カーター)。目指す、ターピン判事の行く末は?
ストーリーを知り尽くしていても、バートン、デップ、カーター、リックマンときたら、もう今からDVDを予約したい!シリアスでもいいのに、なんとちゃんとミュージカル♪ああ~、待ち遠しい~!!
もちろんミュージカルの方は、作詞家として「ウエストサイド物語」「ジプシー」、作曲家として「ローマで起こった奇妙な出来事」「カンパニー」(70)「フォリーズ」(71)「リトル・ナイト・ミュージック」(73)「太平洋序曲」(76)「ジョージの恋人」(84)「イントゥ・ザ・ウッズ」(87)「パッション」(94)などがあります。素晴らしいですね。
そして「スウィーニー・トッド」(76)!この作品は、ミュージカルにあるまじき連続殺人犯を主人公に、遺体をパイにしてしまうという驚愕の内容。ソンドハイムの独創性豊かな曲作り、その心地良い音階(スケール)に、血なまぐさいストーリーなのに、つい、うっとり♪日本での上演を何度か見ているし、ジョン・シュレシンジャー監督、ベン・キングズレー主演の87年版の映画も、もちろん見ています。
ところが、ついに真打登場!ティム・バートン監督作品「スウィーニー・トッド」(07)です。これだけでも期待は十分なのに、主演はもちろん盟友ジョニー・デップ。期待は膨らみ、はち切れそうです!!
時は19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営むベンジャミン・バーカー(デップ)は、妻と娘と暮らしていました。しかし、妻に目を付けた好色なターピン判事(アラン・リックマン)によって、無実の罪を着せられ流刑にされてしまいます。15年後、脱獄したバーカーは妻が自殺に追い込まれ、娘が幽閉されていることを知るのです。
スウィーニー・トッドと名前を変え、姿もすっかり変えて、復讐に生きる誓いをするバーカー。理髪店は人気を博し、来店する彼の過去を知る人物を殺害していきます。その死体を始末するのが、1階でパイ屋を営むラヴェット夫人(ヘレナ・ボナム=カーター)。目指す、ターピン判事の行く末は?
ストーリーを知り尽くしていても、バートン、デップ、カーター、リックマンときたら、もう今からDVDを予約したい!シリアスでもいいのに、なんとちゃんとミュージカル♪ああ~、待ち遠しい~!!
私はテレビでロンドン版を見たのですが(いつの誰の演出だったかはわからないけど)、あまりの陰惨さに気持ちよささえ感じてしまいました。
陰鬱な音楽も好きです(ソンドハイムだったんですねぇ。『ディック・トレイシー』のが大好きでしたけど、あれもたしかソンドハイムは作曲担当でしたっけ?)。
オリジナルは、ミュージカルというより、完全オペラ形式でしたよね?
今回の映画は、一部分歌うみたいだけど、ほとんどストレートプレイなのかな。
ヘレナ・ボナム・カーターも大好きなので、ジョニデとの共演がもうすごく楽しみです♪
ところで「ディック・トレイシー」では、作詞作曲を担当していました。映画と同じ、ダークなイメージが私も大好きです。ちなみにダニー・エルフマンも♪
今度の映画はてっきり、ドシリアスな映画かと思ったら、バートンさん、ミュージカルがお好き。フルコーラスではないですが。予告編だけでもわくわく♪早く、見たいで~す!
母娘で大興奮、大満足、大満腹です!!
残酷描写をきっちり見せたことで、目はおおいたくなるけれど、乾いてブラックな風刺、19世紀ロンドンの闇、そういった原作のよさが、ますます生きていたと思いました。
舞台版と映画版の変更箇所もうまいですね。
むせるような「血のにおい」に酔ってしまい、まだ興奮してます♪
最初、ちょっと若すぎるかなと思ったジョニデ、やっぱり上手い。
弱さが見え隠れしてよかったです。
でも、今回はなんといっても、本作でいちばんイカれている人物ラベット夫人を怪演したヘレナ・ボナム・カーターにぐいぐいっと魅せられました。
ヘレナ、好きなんです。
グロテスクで可愛くて、少女にも老女にも見えるヘレナ……最高でした♪
ああ、また見にいきたくなっちゃう~~。
ただ、地下室のボイラー(?)でパイを焼くのはムリでしょう~と、突っ込みました(笑)。ここでも舞台では描けない、焼けちゃうラベット夫人の断末魔も見れて、感激~。
おっしゃる通り、ヘレナ・ボナム=カーターの危ないラベット夫人は魅力的でした。さすがバートンさん。
映画全編を通して、“舞台を見ている”感覚にとらわれました。たまに外に(夫人の妄想)出ることもありましたが、見終わった印象は”舞台観劇”でした。それが監督の狙いなら、的中です。DVD買うぞぉ!!
オリジナルは、1975年のスティーヴン・ソンドハイムのミュージカル。日本でも何度も公演していますので、チャンスがあったらぜひ。
「デリカテッセン」「ソイレントグリーン」…確かに。香港映画の「八仙飯店之人肉饅頭」(93未)はご覧になりましたか?アンソニー・ウォンが、マカオで起きた実際の惨殺事件を演じてました。苦手そうですが…。