だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

トーハクで、故宮展を。

2011-12-24 20:51:57 | 展覧会
もうすぐ、12月も終わり。年賀状や大掃除などやらねばならないことがたまっていますが、見たい映画もたくさん。見逃さないようにしなくては…。大晦日は、DVD三昧が年中行事。何見ようかなぁ~。

展覧会もたくさん。六本木森アーツセンターギャラリーの「没後150年 歌川国芳展」は、前期・後期2回見る予定。渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムの「フェルメールからのラブレター展」も。

1月2日から開催の「<特別展>北京故宮博物院200選」も、お勧め。日中国交正常化40周年、東京国立博物館140周年を記念した展覧会です。会場は平成館ですから、お間違えなく。

北京の故宮は紫禁城と呼ばれ、中華人民共和国北京市にある明・清朝の旧王宮である歴史的建造物。ベルナルド・ベルトルッチ監督、ジョン・ローン主演「ラストエンペラー」(87)の舞台になりましたね。

広さは約72万平方メートル、無数の建築群におよそ8700ともいわれる部屋があったそうです。すごい。辛亥革命(1911)ののち、紫禁城は“かつての王宮”という意味で“故宮”と名付けられました。

紫禁城は1925年“故宮博物院”となります。王朝の伝統として皇帝が収集し愛蔵してきた中国歴代王朝の至宝は、一般開放されました。収蔵されている文物の数は、現在180万件以上にのぼるそうな。

さらに1987年、世界遺産に登録。私もかつて(94年)紫禁城に出かけ、映画の舞台、歴史の舞台を堪能してきました。その北京故宮博物院の宝物の数々を、東京で見ることができるのです。

今回の目玉は、門外不出だった「清明上河図(せいめいじょうかず)」。中国国外で初公開。1月2日~24日までの展示なのでお見逃しなく。ちなみにサイトでは、ポイントして拡大可。ぜひ。

本展の構成は、第1部:故宮博物院の至宝、第2部:清朝宮廷文化の精粋…の2部に分かれ、1部では書・絵画(41点)、考古・陶磁・漆工・琺瑯(ほうろう)・染織(約50点)が来日。

第2部では、清朝の礼制文化、文化事業、宗教、国際交流…に分かれ、皇帝の衣装も公開。ジョン・ローンが着た衣装じゃなく本物です。皇帝の色は黄色。鮮やか。混雑覚悟で、お出かけしましょ。

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