だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

みんなロンリーなの。

2008-01-12 22:04:52 | 映画
ボビー・ヴィントンの名曲“ミスター・ロンリー”。1962年に彼と親友のジーン・アランによって作られました。甘く切ないその歌声をどこかで、一度は聞いた事があるはず。この曲を主題歌にして映画の題名にしたのが、「ミスター・ロンリー」(07)です。監督は、ハーモニー・コリン。なんかピッタリ!

ハーモニー・コリン監督の代表作は、「ガンモ」(97)や「ジュリアン」(99)。脚本家としても活躍しています。ところが私は予告編を見たことあるんですが、映画は未見。ファンの方、ごめんなさいね。そんなわけで、この映画が初見となりそうです。

自分をうまく表現できなくて、他人を演じている人。誰でもそんな部分を持っているのかも知れません。この映画の主人公たちは“インパーソネーター”と呼ばれる、他人のモノマネをして生きている人たち。8年もの間、映画界から姿を消していた監督が、07年のカンヌ映画祭「ある視点」部門に本作を出品。復活しました。

パリの街角で“マイケル・ジャクソン”のモノマネ・パフォーマンスをしているアメリカ人青年の名前は、マイケル(ディエゴ・ルナ)。生まれた時から“マイケル”として生き、フランス語も話せないのにパリに住み、当然友だちもいない…。彼の職業は“マイケル”。マイケルは、ある日“マリリン・モンロー”と出会います。

“マリリン”(サマンサ・モートン)は、スコットランドの山中の古城でモノマネ芸人たちと共同生活を送っていました。そのメンバーは… チャップリン、マドンナ、ジェームス・ディーン、エリザベス女王たち。マリリンに一目惚れしたマイケルは、彼女に連れられてその不思議なお城へと旅立つのでした。

彼らが計画している“地上最大のショー”って、どんなんでしょうね!モノマネ・パフォーマンスを見るのが好きな私にとって、ディエゴの演じるマイケル・ジャクソンにホレボレ。サマンサ・モートンは、「ギター弾きの恋」(99)「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」(02)「CODE46」(03)「Jの悲劇」(04)などのとっても個性的な女優。

妙~に惹かれるこの映画。マイケルとマリリンの恋の行方、気になります。

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