だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

オスカー、あげたい!

2008-02-23 20:45:48 | 映画
ハビエル・バルデム!1969年3月1日、スペインのカナリア諸島ラスパルマス出身の俳優。デビュー作は「ルルの時代」(90)。今まで意識したことはなかったのに、この予告編を見て、衝撃~!二枚目スターではないし、反対に個性が強すぎ~。でも、この監督に出会えて最高~!(って思ってるはず)

ジョエルとイーサンのコーエン兄弟の監督最新作、「ノーカントリー」(07)。原作は、コーマック・マッカーシー著『血と暴力の国』。脚本は当然、コーエン兄弟。「ブラッド・シンプル」(84)「ミラーズ・クロッシング」(90)「バートン・フィンク」(91)「ファーゴ」(96)「バーバー」(01)などに見られる、ノワール的な作品の復活!

いえ、さらに進化していると大評判。アカデミー賞の作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞、撮影賞、録音賞、音響編集賞の最多8部門ノミネート!結果が楽しみです♪

80年代、メキシコ国境沿いのテキサス。ハンティングをしていたベトナム帰還兵のルウェリン・モス(ジョシュ・ブローリン)は、死体がいっぱいの銃撃戦後の現場に遭遇します。そこには大量のヘロインと200万ドルの現金が入ったスーツケースが残されていました。思わず、スーツケースを持ち逃げするモス。

そこからモスの人生は、大きく変わってしまいます。ひょんなことで自分の身元がばれ、冷酷非情な雇われ殺し屋アントン・シガー(ハビエル・バルデム)に追われることに…。シガーは、コイントス(コインを投げて、裏か表かを賭ける)で殺しを決める男。肺気腫患者が使う酸素ボンベを改造した武器(エアガン)を使う異様さ。

姿勢がよく、礼儀正しく、必要な言葉だけを話す…自分だけのルールを持ち、自分の体さえ殺人の道具と考える完璧さ。こんな殺し屋に追われるモスの行く末は?さらに、事件の捜査・追跡を担当することになった、エド・トム・ベル保安官(トミー・リー・ジョーンズ)。追われる者、追う者、さらに追う、法と正義を信じる男。

他に、もう1人の殺し屋カーソン・ウェルズにウディ・ハレルソン、モスの妻カーラ・ジーンにケリー・マクドナルド、保安官の妻ロレッタにテス・ハーパーが共演。まるで西部劇のようなこの作品。なんといっても史上最悪の死の運び屋と言われる、シガーに夢中!?ハビエル・バルデム、もう忘れません!

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1 コメント

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オスカー受賞! (linlilin)
2008-02-25 21:26:40
わわぁ~い!第80回アカデミー賞助演男優賞をハビエル・バルデムが受賞しました。おめでとうございます!これで映画を見るのが、よけい楽しみになりました。ちなみに作品賞と監督賞も受賞。素晴らし~い!
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