【試行錯誤の家庭菜園】

無農薬有機栽培をしていますが、「自然農法」に憧れています。

初めてのなめこの栽培

2011年12月23日 | 椎茸・きのこ類
■伐採と玉切りと植菌 2011年12月23日


椎茸は、毎年植菌をし栽培を続けているが、

何年か栽培した平茸は、虫の被害に泣かされて断念。

なめこはどうだろう?


JAから、椎茸の駒菌ほかキノコ類の回覧板が回ってきたので、

椎茸と一緒に、『 菌興号 早生なめこ 』の種ごまも注文していた。

なめこは初栽培だ。


種ごま・菌興早生なめこ 2011年12月23日 種ごま・菌興早生なめこ 2011年12月23日

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調べると、なめこの栽培に特に適した原木は、

カエデ・クルミ・サクラ類・シデ類・ブナで、

うちの山にある木の中で判るのは、山桜くらいしかなかった。


『 桜切るバカ梅切らぬバカ 』 と、どこかで声が聞こえたような気もしたが、

心を鬼にして1本だけ…。


サクラの伐採は、苦しくて見られず、ゴリに任せて帰ってしまった。


山で原木を伐採 2011年12月23日 山で原木を伐採 2011年12月23日

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秋に伐採した原木は、降雪前に接種を済ませ(秋植え)、

冬から早春に伐採したものは五月頃までに接種を終了するようにする(春植え)。

接種が遅れて原木の乾燥がすすむと、種駒の活着が悪くなり、

害菌侵入の原因にもなるので早めに接種しよう。



という事で、椎茸のように原木を乾燥させない方がいいらしいので、

原木は、運びやすい長さで持ち帰り、直ぐに玉切りをして植菌(駒打ち)をした。

椎茸の植菌と要領は同じようなもの。


なめこの菌駒打ち 2011年12月23日 なめこの原木 2011年12月23日

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仮伏せをし、乾燥させないように、ビニールで2重に被って、

今日の作業はお仕舞い。


なめこの仮伏せ 2011年12月23日 なめこの仮伏せ 2011年12月23日

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山桜さんごめんなさい。ありがとう。