来秋の「世界城下町サミット」開催見合わせを求める請願が市議会で採択された。小田原市長・小沢氏は「必ずやらないといけない。」と御執心のようです。これは小田原を「城下町」と捉えているからでしょう。私は「記念碑都市」と捉えています。
記念碑都市とは、歴史のある時点において記念的な役割を果たし、その痕跡を内に含みつつ生存しつづけた、現存の都市またはその一部をいう。 記念碑都市の本質は、①防衛、②核心、③接触と速度、④空間と選択、⑤立地と変遷 にまとめられます。城下町であることは、②核心=城または寺院を持つ の一要素です。
戦国時代のアルファでありオメガとなった小田原は、記念碑都市の定義にあてはまります。西側に寺を多く配置し、防衛を図り、人口20万人程でコミュニティも良い。また、土地、水、交通に恵まれている。時代の機能(サービス、産業等)の誤りなき選択が行政当局に求められています。
「カールスルーエ、パルマノバ、ローテンブルク、グラナダ、セヴィリヤ等の先例が有りますので、担当者に研究させ、行政に反映させて欲しい。余計なお金は使わないで欲しい。」と言うのが、市民の声なのだろう。
小川博三著:「記念碑都市」 ルンド
追記:「スパウザ小田原」の大家として、国際会議を多く誘致したいと言う意図であれば、賛同者も出て来るでしょう。
記念碑都市とは、歴史のある時点において記念的な役割を果たし、その痕跡を内に含みつつ生存しつづけた、現存の都市またはその一部をいう。 記念碑都市の本質は、①防衛、②核心、③接触と速度、④空間と選択、⑤立地と変遷 にまとめられます。城下町であることは、②核心=城または寺院を持つ の一要素です。
戦国時代のアルファでありオメガとなった小田原は、記念碑都市の定義にあてはまります。西側に寺を多く配置し、防衛を図り、人口20万人程でコミュニティも良い。また、土地、水、交通に恵まれている。時代の機能(サービス、産業等)の誤りなき選択が行政当局に求められています。
「カールスルーエ、パルマノバ、ローテンブルク、グラナダ、セヴィリヤ等の先例が有りますので、担当者に研究させ、行政に反映させて欲しい。余計なお金は使わないで欲しい。」と言うのが、市民の声なのだろう。
小川博三著:「記念碑都市」 ルンド
追記:「スパウザ小田原」の大家として、国際会議を多く誘致したいと言う意図であれば、賛同者も出て来るでしょう。