従妹会

　東京在住の従妹達が、叔母の見舞いを兼ねて小田原に来るので、
教会も早々に退席し、散髪・昼食を済ませて会場に。

　3年ぶりの再会です。皆高齢になっていますので、体調のこと、
病気のこと、過去の思い出話等が出てきます。健康を始め、色々
の問題を抱えていますが、それぞれ頑張って生活しています。

　葬式の会場でのみの再会は寂しいので、お互い元気なうちに再
会しようと、従妹会を結成しています。職場やご近所の付き合い
と違って、比較的自由な雰囲気で話せるのが良い。

　時代が時代だけに、親族との交わりは何かと心強い。「インタ
ーネットを利用した、英会話の巧い学習法はないですか？」との
問いに対して、言語学者の従妹いわく、「現地に行って、苦労を
いとわないこと。」

　「カラオケの設備のある会場で、また、従妹会を開催しょう。」
と言って別れた。 小田原梅干

外食と内食

　内食とは、家で素材から調理して食べる食事のこと。最近、外食
として、法事の時出される食事、内食として、子供の頃良く味わっ
た食事を取る機会があった。

　前者は、高価な見た目の良い具材が使用された非日常食で、バラ
エティを味わえた。後者は、かき餅とおでんというありふれたメニ
ューで個人受けする味付けである。どちらも優劣は無かったが、共
通している点が一点あった。

　温かいうちに食べた物は、どちらも美味しいと言うことであった。
これ、結構重要な点に思います。豊食の現代では、非日常的な素材
もありふれているし、懐かしい素材と味付けは非日常的だからです。

　私は夏でも結構温かなメニューを選択しています。鍋料理は日本
食として優れたメニューと思っています。中には既にもう満ち足り
ていらっしゃる方もあるかも知れません。そう言う方は他の方に譲
って上げて下さい。推譲ですね。 小田原梅干

どんど焼き

　今年のどんど焼きは、14日が雨のため15日に延びました。これで
正月に一区切りとなります。この火で焼いた団子を食べると、無病
息災・五穀豊穣（むびょうそくさい・ごこくほうじょう）が叶うと
言われて来ました。

　「迷信だ」と思いつつも小学生時代は、結構楽しみにしていまし
た。この様な行事を通して、地区の仲間・大人との交流が計られて
いたのです。行事に参加できるのも健康だからで、まるっきり嘘で
もなかった。

　当時の自分を愛おしく思い出すとともに、現在の生活の妙味とし
て参加しました。結構巧く焼けて、美味しく食べました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小田原梅干
　懐かしき　我に出会って　どんど焼き　

新年のあいさつ

　新年おめでとうございます。良い正月を過ごされましたでしょう
か？　大晦日の閲覧数が200近くあり、その内の半数が“二宮尊徳　
その2（2006/5/16)”でした。経済環境に閉塞感を感じていらっしゃ
る方が多いと言うことなのでしょう。

　暮れに大掃除をしていた時、「有訓無訓」（日経ビジネス1991/4/
1付録）と言う雑誌が出て来ました。根津　嘉一郎氏（二代目・東武
鉄道社長）がその中で次のように述べています。

　二宮尊徳の教えに「たらいの水」というのがある。水をこちらに
かき寄せようとすると、向こうに逃げるが、向こうへ押してやると、
自分の方に戻ってくる。自分のことばかり考えていたのでは駄目と
いうことだ。
　武田信玄は、小姓を集めて、「お前達、世の中を安全に渡る方法
を知っているか」と聞いた。誰も知らないから答えられない。「教
えてやる」と言って、信玄は「他人の嫌がることをやって、他人の
やりたいことはやらない。それが安全に渡る方法だ」と諭した。信
玄は戦いでも徹底的に勝つことをせず、七分目で止めておいたとい
うが、これもちょっと面白いと思う。

　今年も元気に行きましょう。写真は二宮尊徳誕生の地に建つ・回
村の像です。　小田原梅干