メモリアルパーク

　写真は墓地です。「え！何も印が無いの？」十字架も立っていませんね。その方が芝生の手入れも樂との事です。米国ミシガン州・グラッドストーンで見た光景です。地面に設置されたプレートで識別するのです。死後は皆平等です。同じ土に帰って行く訳です。
　日本ではこうは行きませんね。戒名や院号に応じた墓石が用意されるようです。立派なお墓を持つ家系が代々続けば良いのですが、大抵は逆ですね。３代で滅びた、５代で滅びたと言った例を見かけます。子孫に維持管理コストが掛かります。
　聖徳太子やモーセのお墓が何処にあるか解っていませんね。誰しも同じ物質で造られ、同じ土に帰って行きます。総理大臣やホームレスとて同じです。お墓は程々で良いようです。　小田原梅干

彼岸花

　白い彼岸花も有るのですね。隣の庭に咲いていました。清楚な感じです。彼岸花と言えば小津安二郎監督に同名の作品がありましたね。原節子主演で。原さんのはにかんだ表情が印象的でした。
　「教養とは、はにかみ」。太宰治の言葉ですが、原さんは、はにかみ屋さんだった様です。スクリーン上の表情は、地の表情だったのですね。近頃の女性にはあまり見かけません。　

古民家再生

　写真（住友不動産様提供）は古民家を再生したものです。ここまで技術が発達しているとは驚きです。土台や再生前の柱や梁等が使えるからとのこと。木材は年数を経るほど強度が増すそうです。中の水分が抜けるからでしょうか。昔の職人の仕事が丁寧であることの証とも言えそうです。
　費用も新築の場合の半分程で済むようです。納税面でも有利かも知れませんね。資源の有効活用でもあるし、空間も余裕です。こんな所に住めれば気持ちも大らかでいられるかも知れません。私も中古住宅を再生して使用しています。　

2大政党制

　自民党員であろうと民主党員であろうと、はたまた共産党員であろうと、私の役割は必要な方に梅干を届けることなので政治に深入りしたくない。しかし、今回の選挙で思ったことを述べてみたい。
①これでスイッチング可能な2大政党制ができた。と思いきや自民党が解体してしまうのでは？と言った懸念が生じていること。
②小選挙区制は、勝ち負けがはっきり出る為、曖昧さに慣れた日本人にとっては新しい経験となる。
③ワンフレーズ（焦点）の威力は絶大。前回は「郵政民営化」で今回は「政権交代」。
④現状の閉塞感を打破するには自民党では無理と、国民は見たのであろう。自民党にとっても参考になるはず。
⑤第2次世界大戦を勝利に導いたチャーチルも戦後の選挙で落選している。リンカーンも共和党から出ている。「これで自民党も万年野党？」と思わないで、民主党が民意から離れてきた時の受け皿政党に脱皮して欲しいものです。でないと「所詮、おぼっちゃま政党だった。」と言われかねない。