新聞の切抜きを整理していたら、日野原重明先生(聖路加国際病院理事長:当時)が
① 受け身の発想がストレスになる。
② 異質と交わり気持ちを開放する。
③ 健康管理は「おおよそ」で良し。
と述べられていた。捨てるに惜しいので紹介したい。
①について:
ストレスにもいいストレスと悪いストレスがある。いいストレスは、例えば画家や作家は一晩中創作活動をして、肉体を酷使しても何らストレスにならない。悪いストレスはいやいや物事をやらされるから生じる。宮仕えの身でも「私はこういう観点でやってみよう」という風に、自主的で積極的に発想を転換することは可能であり、最善の方法である。
②について:
仲間うちの付き合いだけに終始しない。違う分野の人との付き合いで、発想に異質なものが取り入れられれば共鳴することも多く、ムードが変わって気持ちを開放できる。
③について:
コレステロールや血糖値にしても、今は正常値より高いか低いかで病気をつくってしまう。正常値自体、学問の進歩もあって学会が値を変えてしまうこともある。我々の体はある部分が悪くても他の部分で補って調節している。おおよそで考えてゆったり構えていれば良い。
-平成8年8月16日日経新聞ー
① 受け身の発想がストレスになる。
② 異質と交わり気持ちを開放する。
③ 健康管理は「おおよそ」で良し。
と述べられていた。捨てるに惜しいので紹介したい。
①について:
ストレスにもいいストレスと悪いストレスがある。いいストレスは、例えば画家や作家は一晩中創作活動をして、肉体を酷使しても何らストレスにならない。悪いストレスはいやいや物事をやらされるから生じる。宮仕えの身でも「私はこういう観点でやってみよう」という風に、自主的で積極的に発想を転換することは可能であり、最善の方法である。
②について:
仲間うちの付き合いだけに終始しない。違う分野の人との付き合いで、発想に異質なものが取り入れられれば共鳴することも多く、ムードが変わって気持ちを開放できる。
③について:
コレステロールや血糖値にしても、今は正常値より高いか低いかで病気をつくってしまう。正常値自体、学問の進歩もあって学会が値を変えてしまうこともある。我々の体はある部分が悪くても他の部分で補って調節している。おおよそで考えてゆったり構えていれば良い。
-平成8年8月16日日経新聞ー