健康食品№1 「小田原名産 精選白梅干」

「医者を殺すにゃ刃物は要らぬ。一日一粒の梅干があればいい」との諺があります。梅干で健康を得たい方の為のページ。

ピーター・ドラッカーと「ガラス玉演戯」

2005-11-28 19:31:44 | ビジネス
 最近亡くなったピーター・ドラッカーは、「経営学の父」と言われ、現在の経営で一般化している「経営戦略」「事業部制」「目標管理」「民営化」等の概念を生み出しました。
 野中郁次郎氏(一橋大教授)は「彼の最大の功績は、『マネジメント』など組織と経営に関する新しい概念を生み出したことだ。それを可能にしたのは、科学的な分析に偏らず、自らの多彩な経験に基づく直観を重視した、卓越したバランス感覚である。」としています。
 実学志向の強かった彼は、貿易会社での見習い、証券アナリスト、新聞記者、マーチャント・バンカー、コンサルタント等の経験後、大学で教えるようになります。
 「彼の観察力・洞察力には、この高質で多彩な職業経験が生きている。人間を分析の中心において、直観によって認識している。客観性を重視した分析アプローチだと、人間の哲学や価値観、アート等が排除され、現実から遊離する可能性がある。」と分析しています。
 ドラッカー自身は、ヘルマン・ヘッセ著『ガラス玉演戯』を引き合いに出し、「この小説は、偉大な伝統の知恵と美に没入し、至福の孤高を楽しむ知識人、芸術家、人文主義者の一団を描いた。しかし、小説の主人公たるガラス玉演戯の名人は、最後には、粗野で下品な汚れた世界、分裂した金まみれの乱れた世界へ帰ることを決意する。現実の世界に関わりがなければ、主人公の有する諸処の価値も、黄金に見まがう黄銅鉱にすぎなかった。」と述べ、分析的な能力だけでなく、経験的な知覚をもつ必要性を説いています。
 主人公のヨーゼフ・クネヒトは文中で、「私は明朗さを決して捨てないだろう。」と言っています。ところで、朗らかにしていると、胃液が分泌され、消化が促進されるそうです。あなたも試してみてはいかがですか?原価はタダです。
  ピーター・ドラッカー著:「プロフェッショナルの条件・自己実現編」
  ヘルマン・ヘッセ著:「ガラス玉演戯」


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ほうとう

2005-11-26 10:46:15 | 食品一般
 ほうとうは 甲州の代表的な郷土料理で、小麦粉を練ったうどん状のめんと季節の野菜を 味噌で煮込んだものです。武田信玄の陣中食で、主食と副食を兼ねています。簡単で早く出来て、食材も調達し易く、栄養価も高いことから、戦時食として用いられたのであろう。鍋料理としても優れていると思います。
 徳川家康は具沢山の味噌汁を愛食しましたが、原形はこれではなかろうか?「師は信玄と頼朝」と言っていたので。
 冬になると鍋料理が恋しくなります。しかし、意外と鍋料理の食材は売れないそうです。スーパーの店長から聞いた話です。基礎野菜は安くても、かぼちゃ等の嗜好野菜が高く、総じて食費が高くなるからだろうか?そう言えば、秘書もあまり鍋料理を作りたがらない。

http://www.s-recipe.com/local/vol20.html 
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京都議定書

2005-11-23 16:39:19 | 今日の出来事
 京都議定書とは、先進国(市場経済移行国を含む)間で、温室効果ガスの排出削減又は吸収増進の事業を実施し、その結果生じた排出削減単位(ERU)を関係国間で移転(又は獲得)することを認める制度です。
温暖化ガス排出削減目標:1990年比で日本△6%、米国△7%、EU△8%等。 ですが、米国は離脱し、日本も達成困難と言われています。
 地球温暖化との因果関係は明確では無いものの、米国のハリケーンによる被害と日本の台風による被害とには、大きな差が有りました。
 1956年、高速道路建設の原点とも言えるワトキンス調査団にアシスタントとして立ち会った、宇沢弘文氏(経済学者・文化勲章受賞者)は「各地で反対論を直接耳にし通訳もしたが、報告では無視された。米国の自動車を大量に売り込もうとした為。高速道路は集落を分断し、日本の良さ『結(ゆい)』とか『講(こう)』の精神を崩壊させてしまった。」とおっしゃっています。
 八十島・花岡氏(交通工学者)によると、乗用車の輸送能力を1とすると、バスは12、鉄道は55になります。
 宇沢氏は東京大学奉職中、山手線内を移動する時、走って移動されたとの事です。脱帽です。私が乗用車を持たない理由は、主として経済的理由によるのですが、先生に触発された点も大きい。遠方は公共手段を利用し、近隣は自転車で健康増進も兼ねています。
   八十島義之助・花岡利幸 共著:「交通計画」



 
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ほうじ茶

2005-11-21 10:19:23 | 食品一般
 ほうじ茶を検索しますと、煎茶番茶を強火で炒めたお茶。香ばしい香りがたちこみ、カフェインが少なくやさしいお茶とあります。強火で炒めたお茶である故、お医者さんもほうじ茶や麦茶を勧めるのでしょう。焼きいもや大福といしょに飲むも良しです。私はお茶が好きなので、緑茶、ほうじ茶、ココア、コーヒー等を適当に使い分けています。
 問屋勤務の頃、フレバりティーが良く出て行きました。若い方がリラックスする為に使用しているようです。1万円のビンテージ・ダージリンティーが定期的に出て行きました。小売店さんに伺うと、行き先は事業主さん宅で、「そこの社長さんは酒も煙草もやらないので、奥さんが出されているのでしょう。」との事でした。
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借景

2005-11-19 11:02:28 | 自己紹介
 写真は我デスクから見た外の風景です。庭が広い様に見えますが、実はお隣の庭です。我が家には庭呼べる程のスペースはありません。これを借景と言って京都の庭園で良く見かける技法です。
 お隣の奥さんはお花好きで手入れも良く、大助かりです。私は花の鑑賞は得意ですが、管理は苦手なので。お蔭で風通しも日当りもGOOです。
 梅干等を時折差し上げると、「何をお返しして良い物やら。」との事です。私はこの借景で返していただいています。
 
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大雄山・最乗寺

2005-11-17 21:03:38 | 地域おこし
 大雄山・最乗寺は、私が住む南足柄市に有ります。1394年に慧明禅師が開山し,曹洞宗に属して全国に4千余りの門流を持つ寺である。開創以来600年の歴史を持つ関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山に漲り、堂塔は30余棟に及ぶ。  最乗寺案内より   写真は最乗寺境内です。
 欧州には教会を中心にして、その回りを住居が囲む町並みを良く見かけます。つまり、教会が住民の心の支え(核)になっている訳です。他に、核と成り得る物としては、城があります。こちらは力に対する憧れの象徴です。
 当市は、富士フィルム神奈川工場の企業城下町と言えるかも知れません。しかし、工場は重要な時代の機能であり、町の核は最乗寺であると、私は捉えています。この様に核を持つ町は、纏まりのある落ち着いた住み易い町を形成しやすい。
 
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石狩鍋

2005-11-15 12:52:47 | 食品一般
 昨日は石狩鍋でした。写真でも撮って置けば良かったのでしょうが、お腹の中に流れてしまいました。肉料理が続くので「肉料理は週1回のみ、後は魚料理,さもなくばクビ。」と申し付けたのが効いた様です。今朝少し胃がおかしい。食べ過ぎた様です。秘書は北海道出身だけあって、さすがは石狩鍋はうまい。肉を魚に変えれば良いだけの事なのに。少年の頃と違って魚料理は飽きないのです。グルメ嗜好でなく、健康志向なのです。
 ともあれ、苦手な料理はアウトソーシング。共生です。得意な思索を巡らす(何もしない?)に専念したいなぁと思うこの頃です。
 今週のお題「好きな鍋料理」にトラックバックしています。
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松永記念館

2005-11-13 10:20:46 | 地域おこし
 松永安左ヱ門(1875-1971年)は「電力の鬼」と言われ、戦後、民営の九電力体制を実現した人物として知られています。「電気事業再編成審議会」の会長として、九社体制を提言するに止まらず、各社のトップに適切な人材を配置し、財務基盤の強化によって資本市場からの資金調達の道を開きました。
 また、石炭から石油火力へのエネルギー転換、国鉄の民営化、新国際空港の建設計画と言った松永の諸提言は全て実現されています。
 この洞察力(構想力)の源泉はどこにあったか?今井賢一氏(スタンフォード日本センター理事)は「時代を見抜くための研究」にあったとしています。それまでの実業における現場主義、自己の生存をかけた激烈な競争の過程で、洞察力は鍛えられたとしています。
 昭和21年、松永(72歳)は小田原に転居しています。これ等の事は、ここにおける晩年期になされています。海の辺・山の辺の静かな住居跡が記念館になっています。館内に「八十青年の欧米視察録」という本が展示されていました。80歳は青年です。松永翁健在中、私は近くの高校で勉学していました。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/e_f/matu.html
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中流階級

2005-11-09 08:52:42 | 今日の出来事
 最近、崩壊しつつある中流階級の利点について、カール・ヒルティは次の様に述べています。
 幸運にも中流階級に生まれた人は、人生において次の二つのことをあまりにも知らない。先ず、なにか方法と助けを求めて「他人の家の階段をあがらねばならないことが、どんなにつらいか」ということや、次に、いわゆるお上品な生活がどんなにわずかな満足しか人に与えないか、ということである。下層階級の人たちは前のことをよく知っており、おのずから後のことを尊重しない。したがって、この階級には、外にあらわれた姿はいくぶん粗野であっても、自制力にとんだ心の気高い人が、上層階級よりも多い。上層階級のお上品さは、しばしば、まさしく冷酷なエゴイズムを蔽いかくす、よく磨かれた殻であるにすぎない。最上層の社会にも、いわゆる「上流生活」全体の空しさを十分自覚している人も時には見受けるが、しかしそこから抜け出すことはできない。
 あなたは如何思われますか?
    カール・ヒルティ著:「眠られぬ夜のために」第一部11月9日
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2005-11-07 09:51:25 | 今日の出来事
 かって、ケネディ大統領は「10年以内に、米国は人類を月に送り込み、無事に生還させる。」と夢を語りました。それを推進したフォン・ブラウンは、学会でそう発表すると「学会はそんな夢みたいな事を語る所ではない。」と言われたそうです。構想力と単なる白昼夢との差は科学的裏付けの有無ですが、学会でもこんな調子でした。
「人間は夢を持たねばならぬ、夢を持って生きねばならぬ、と言うのが、私の絶対の念願である。夢のない人間はチンパンジーに近いし、そのような人間からは、建設的・創造的な見解を聞くことはできない。」これは、私の小学校時代の担当教師・播磨晃一先生の言葉です。
 今の日本に欠けるものは、この「夢」ではないだろうか?消費税を上げるには、夢を語る必要が有るのではないだろうか?ところで、私の夢は? タイトルにも有ります様に、あなたの夢の実現にあたって、健康増進面でお役に立つ事です。
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