忘れられない旅の思い出

　「忘れられない旅の思い出」として、北海道旅行があります。一度
目は大学三年生の時。課外研修先からアルバイト代金がでましたので、
それを使って二週間かけて道内一回りしました。宿泊先の北大恵迪寮
では“寮歌・都ぞ弥生”を教わりました。

　二度目は「北大で学会があるので、見学してみないか？交通費だけ
は科学研究費から出す。」と担当教官・平嶋氏から言われ、二つ返事
でした。

　皆と別れて帰りに一人、日本海に浮かぶ天売島に渡りました。十月
でしたので、観光客は私一人です。宿泊先のユースホステルが只者の
家ではない。「ここはニシン漁業の網元の家ではありませんか？」と
尋ねると、イエスとの返事です。

　石狩挽歌ではありませんが、漁業不振でユースホステルで生計を繋
いでいました。「昆布が取れるではありませんか？」と言うと、「た
かが知れている。」との返事。

　後日、テレビで主人・池田操さんを見ましたので、手紙を送ると絵
葉書が返って来ました。「七十三歳にもなり、大変疲れましたが、や
りかけたことでもあり…生きがいを感じます。…あなたの様に手紙等
をいただくとなほね。」 小田原梅干し

'18年夏季 猛暑

　このところの猛暑で、日中もエアコン・スイッチオン状態になりま
した。エアコン故障も増加しているようです。対応策として、
①室外機の周りに何も置かない。
②室内機のフィルターを掃除する。
が出ていました。早速実行です。

　熱中症には成りたくないですしね。涼しく静かに過ごしています。
外出も必要最小限に止めて。この様な状況は久しく経験していない。
小学生の頃は近くに川があり、水遊びができましたが、今はそうはい
かない。

　暑さも今週当たりが天王山かな？立秋もそう遠くではないし。「夏
の暑さは耐えがたきかな！」と嘆いた時代と違って、文明の機器も豊
富な現代は幸運です。 小田原梅干し

'18年夏季 群馬県の旅

　7月に入って群馬県を再度旅行する機会があった。主目的はサクラ
ンボ狩り。サクランボの木については学生時代に、山梨県で見たこと
が有ります。庭に植えられた大きな木で、白い清楚な花を付けていた。

　今回見た木は農業用ハウス内に植えられたもので、果実の出荷を目
的としたものであった。山形県のサクランボの木も同様であろうと思
う。

　他には吹割の滝。山国になると何かしらの滝に出会う。当地にも酒
水の滝（山北町）や夕日の滝（南足柄市）がある。落差はないけどこ
れも良し。

　紫陽花はどこでも見かけますね。規模の大きな荻窪公園の紫陽花。
少し峠を越していたかな？まいたけ弁当も美味しかった。小田原梅干し

第113回 小田原吹研・定期演奏会

　タイトルの演奏会が7月1日に小田原市民会館であった。曲目は下記
の通り。副指揮者として指導されていた丸茂氏が亡くなり、追悼演奏
会でもあった。

　太った体に小さな指揮棒は、愛嬌のある光景でした。指揮者として
デビューした時の曲目と、彼が好きだった「マイウェイ」が最初に披
露された。

・　インヴィクタ序曲　　　　　　　　J・スウェアリンジェン
・　マイ・ウェイ　　　　　　　　　　藤田玄播　　編曲　

1.　NHK大河ドラマ主題曲
　　「西郷どん」メインテーマ　　　　富貴晴美
2.　大阪俗謡による幻想曲　　　　　　大栗裕

3.　お山ソング・コレクション　　　　郷間幹男　　編曲
4.　L-O-V-E　　　　　　　　　　　　 R・ケンプフェルト
5.　「みんなで歌おう」
　　世界に一つだけの花　　　　　　　槇原敬之
6.　ミュージカル
　　「レ・ミゼラブル」より　　　　　C・M・シェーンベルク

　「お山ソング・コレクション」は、アルプスの少女ハイジ・フニクリ
フニクラ・日の出・青い山脈・富士の山・すべての山に登れ　のメロデ
ィーであった。学生時代に登った穂高・涸沢の冷たい水の感覚が蘇って
来た。

　丸茂氏への哀悼を込めて、五月のバラ（小田原フラワーガーデン）を
再度掲載して置きます。