大学の工学部が人気無いんだそうです。「女子学生を増やし、工学部の3K(きつい・汚い・危険)イメージを変えたい。」「工学部で取得できる資格をつくれないか。」「入社時は八対二で理系の社員が多いのに、役員になると文系・理系が半々。企業の待遇が問題だ。」等色々の声が聞こえます。
工学部はつぶしが効き難いからではなかろうか?例えば、土木工学科卒では建築の仕事で採用され難い。まして文系の仕事への転進はリスクが大きい。
現在の工学部の低迷は60年前に予言されています。ヘルマン・ヘッセ著「ガラス玉演戯」の中で。「現実の世界に関わりがなければ、主人公の有する諸諸の価値も、黄金に見まがう黄銅鉱にすぎない。」(ピーター・ドラッカー評) ようやく大学人もこれに気付いてきたようです。しかし、既存の権威を捨て難く、生産者志向から顧客志向への転換が難しいようです。
一方、学生気質も昔と変わっていない。現在、医師の資格だけでは経営は成り立ち難くなっているにも拘らず、理系の優秀な学生は医学部志望なのだそうです。
「センター試験等で一定の学力があれば、誰が来てもよろしい。ただし卒業は保証しない。」と言った大学が一校ぐらい有っても良いのに。(来る者拒まず、去る者追わずと言った。)入り口で選別したい大学が多い様です。
ヘルマン・ヘッセ著:「ガラス玉演戯」 ルンド
工学部はつぶしが効き難いからではなかろうか?例えば、土木工学科卒では建築の仕事で採用され難い。まして文系の仕事への転進はリスクが大きい。
現在の工学部の低迷は60年前に予言されています。ヘルマン・ヘッセ著「ガラス玉演戯」の中で。「現実の世界に関わりがなければ、主人公の有する諸諸の価値も、黄金に見まがう黄銅鉱にすぎない。」(ピーター・ドラッカー評) ようやく大学人もこれに気付いてきたようです。しかし、既存の権威を捨て難く、生産者志向から顧客志向への転換が難しいようです。
一方、学生気質も昔と変わっていない。現在、医師の資格だけでは経営は成り立ち難くなっているにも拘らず、理系の優秀な学生は医学部志望なのだそうです。
「センター試験等で一定の学力があれば、誰が来てもよろしい。ただし卒業は保証しない。」と言った大学が一校ぐらい有っても良いのに。(来る者拒まず、去る者追わずと言った。)入り口で選別したい大学が多い様です。
ヘルマン・ヘッセ著:「ガラス玉演戯」 ルンド