噴水

　この春まで勤務していた県下水道公社・扇町管理センターでは、水処理施設の屋上を公園として一般公開しています。その一角に噴水を持つ水深30cm程の池があります。これが3～4才の子供とその親に大持て。安全なプールとして。家庭用のビニールプールを大きくしたものと受け取られているようです。
　私は、蛍の飼育やテニスコートをイメージしていましたが、池がプール代わりに使用されるとは考えても見ませんでした。ともあれ下水道施設のイメージアップに役立っている事は事実です。
　写真は横浜・シルクセンター前公園の噴水です。こちらは池も囲いもありません。水は直接、中央の低部に戻るのみです。噴水の近くですと水しぶきで涼しい。面積を取れない小さな公園でも設置し易いですね。暑さに噴水、いとをかし。小田原梅干　

菜園家族

　失業者、日雇いや派遣など不安定労働、「ワーキングプア」の増大。
　競争と成果主義にかき立てられた過重労働、蔓延する心身の病。
　医療・介護・年金など、社会保障制度の破綻。
　家族、地域の崩壊、子どもの育つ場の深刻化。
　明日をも見出すことができずに、使い捨てにされる若者たち・・・。

と言った現状を見た時、小貫雅男氏（滋賀県立大教授）が実践・提唱される「菜園家族」（自給自足の自営農民と週休5日制の賃金労働者の複合形態）には、注目すべきものがあります。　都会で根無し草となった場合は、一度足を大地にしっかりと付けた生活に回帰する必要がありそうです。
⇒菜園家族
　かって、学生時代に気が緩んだ状態で講義を受けると「今流行の偽学生だろう。荷物まとめて郷里に帰れ。郷里で農業やった方のがよっぽどお国の為になる。」と言われました。今や学業終えたら郷里に帰って、自給自足の自営農民になった方のがよっぽどお国の為になるのかも知れませんね。以前、鈴木忠義氏（東工大名誉教授）も後輩達に「諸君は地方に行け。これからは地方の時代が来るから。」と説かれたようです。
　今、家庭菜園の製品が売れているそうです。家計の助けになればとのニーズなのでしょう。私もミニトマトをプランタンに植えてみました。小さな実を付けています。 小田原梅干

「羽田・成田リニア新線構想」

　羽田・成田の両空港間をリニアモーターカーで結び、両空港の一体化を進め、国際競争に勝ち抜く国際ハブ空港（拠点空港）とする。　県（神奈川）のたより7月号に出ていました。
　大深度地下を利用したリニアモーターカーで両空港を結ぶと、15分程度で到着可能。幕張や東京ディズニーランド、臨海副都心、みなとみらい等主要地点に駅を設ける。さらに、臨海副都心から新宿、さいたま新都心まで支線を延ばす。
　利用者の利便性向上、経済波及効果のみならず、モーダルシフト（環境負荷の小さい交通手段への転換）効果で地球温暖化対策にも貢献する。県でも羽田空港拡張に伴い、対岸地域に新たな交流拠点として「神奈川口構想」を進めているとのこと。
　大深度利用には防空壕としての国防機能もあります。素晴らしい企画です。 小田原梅干

いやしコンサート

　普段、音楽はＦＭ放送で済ませているのですが、「いやしコンサート」のポスターが目に留まりました。馴染みの曲が多かったので出てみることにしました。
　ソプラノ・橋本京子さんの「見上げてごらん夜の星を、死んだ男の残したものは、津軽のふるさと」、フルート・須藤英二氏の「モーツアルトの子守唄、中山道、シェルブールの雨傘」、小田原男声合唱団有志の「箱根八里、最上舟歌、大漁歌い込み」等。
　「津軽のふるさと、中山道、大漁歌い込み」は、日本発⇒世界に発信でも十分に通用するのではなかろうか？　オリジナルな情感が充分にあります。
　橋本さんの声量も豊かだったし、施設の音響効果も良かった。アンコールの歌がとても良かった。心証が吐露された感じで。彼女に促されて舞台に立つ羽目に成った聴衆（男性）も中々のエンタテナーであった。
　司会者が、末期癌の患者に一番効果のある癒しは「祈り」であると披露された。写真は会場となった南足柄市文化会館です。　小田原梅干　

梅雨の中休み

　梅雨の中休みで良く晴れました。洗濯物も良く乾き何よりでした。私も中休みとします。尚、写真はお隣・開成町の農道に咲く白色の紫陽花です。小田原梅干