9月4日小田原市民会館にて、政治評論家・森田 実氏の「日本の
政治はどうなるか 日本再生への道」、神奈川県知事・黒岩 祐治氏
の「いのち輝くマグネット神奈川 県西地域のこれから」と題した講
演会があり、出席しました。
森田氏によると「現在の日本の状態は、太平洋戦争前夜の状態と良
く似ている。」と言う。各新聞紙論調が全く一緒、「消費税値上げは
良いことだ。」と。民主党内での政策論争が聞こえて来ない、総理に
追従で。
政府は、尖閣諸島・竹島・北方領土問題で外交能力を試されており、
世界がそれを見守っている。以下森田氏のブログから引用。
外交の要諦は、第一に、平和的な交渉を通じて国益を守るというと
ころにあるわけです。政治において、外交能力というのは非常に重要
な要素なのです。外交能力の低い国は滅びるわけです。それから、外
交をきちんと行うことは、政府の義務でもあり責任です。その上で外
交活動は何かといえば、結局は日常活動なのです。日常の根回し活動
が一番大事なのです。日常的な努力を通じて、国益を守りながら平和
を維持していかなければならないのです。
ところが、日本政府には、日常的外交活動がない。ここに一番の問
題があります。外交活動というのはある意味では情報活動であり、情
報戦争でもあります。それから同時に絶えず人脈を作って根回しをし、
そして国益が阻害されるようなことが起きないように事前に手を打っ
ておくということです。
来年1月以降に総選挙が予想されるが、論点として、①増税②外交
③公約違反が挙げられる。国民は二大政党制を期待していただけに、
残念な結果になりそうです。
黒岩氏は「リーダーの役割は、理想を掲げて、その方向で力強く推
進すること。」と言うことを良く心得ていらっしゃるようです。
脱原発を掲げて、ソーラーパネルを実現可能な8万円(2年で回収
)までに持って来られた。
県西地域を、商店街観光ツアー都市、医食農(医食同源を地産地消
で裏付ける)地域として捉えていらした。
小田原梅干