’16年 葡萄

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'16年 葡萄

　秋は収穫の季節。果物も豊富で葡萄を始め、梨・柿・早生リンゴ
等、フルーツ党にとっても嬉しい時節です。

　スーパーの店頭では巨砲、マスカット、カリフォルニ産葡萄（皮
ごと食べられるのキャッチフレーズで）等を見かけます。個人的に
は薄い赤紫色をした「甲州ブドウ」を好みます。
　　　
　「甲州ブドウ」は甘酸っぱい味で、最後に登場します。しかし、
最近はスーパーの店頭で見かけなくなりました。生産量が多量で価
格競争に巻き込まれやすいからなのでしょうか？

　写真のマスカット種は、塩尻（長野県）産です。姉宅で懇意にし
ている農家産出です。「雨続きで甘みも薄い。」とのことでしたが、
結構甘い。　　　　　　　　　　　　　　　　　小田原梅干し

'16年 彼岸花

　今年は台風の当たり年のようで、台風去って快晴の秋晴れとはい
かないようです。涼しいを通り過ぎて寒くなり、長ズボンを着用す
る羽目となりました。

　また、外出もままならず、運動公園まで彼岸花の撮影も抵抗あり
で、去年の動画で代替したい。天気が良ければ出かけたいのですが。

　近隣の彼岸花を見る限りでは、何時もと変わらぬ開花状況です。
物足りない方は「彼岸花」（小津安二郎監督）でもご覧下さい。
小津映画では、トップバッターは岡田真理子、四番は杉村春子。で
は三番は？原節子でしょう。　　　　　　　小田原梅干し

変わることへの抵抗と反発

　デービッド・アトキンソン氏（小西美術工藝社CEO）と石倉洋子
氏（経営学者）の対談レポートを拝見しました。

　その中に、「変わることへの抵抗と反発」が日本人は非常に強い
例が出ています。変わることが怖いのです。

　京都で文化財を修理する場合、契約は1年。6月に入札し7月に足
場掛け。複数年契約だと4月～6月修復作業が出来て、修復期間が短
縮されるのだが。明治時代からの慣例で不可。

　対策として、「若い人たちに早くバトンタッチを」。年上の人た
ちが残れば残るほど日本の衰退が早まる。いろいろな仕事のやり方
を見直し、変えていくしかないのだと。

　「今の若者は？」と思うようになった時が身の引き時と決めてい
た私は、定年が延長する時代としては早かった。小田原梅干し