法事に参加すると般若心経を良く耳にします。短いので一緒に唱
和された方も多いのではないでしょうか?その意味については?と
なると、さて? 安心葬儀さんから引用しますと、
般若心経の意味とは
般若心経の正式名称は「般若波羅蜜多心経」ですが、分解しますと
それぞれ次のような意味があります。
般若(はんにゃ):智慧(ちえ)、真実や本質を見抜く力
波羅蜜多(はらみた):彼岸(悟りの境地)にいたる
心経(しんぎょう):大切な教え
つまり般若心経は「真実や本質を見抜く力によって悟りの境地にい
たるための大切な教え」という意味を持っています。
この大切な教えとして「空」の思想に基づいて、現世の苦しみから
解放されて安らかに生きていくためにはどうしたら良いかを般若心
経のなかで伝えています。
聖書の中で類似の箇所として、伝道の書があります。
コヘレントは言う
なんという空しさ
なんという空しさ、すべては空しい。
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知恵が深まれが悩みも深まり
知恵が増せば痛みも増す。
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人間にとって最も幸福なのは、自分の業によって楽しみを得ること
だとわたしは悟った。
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太陽の下で労苦した結果のすべてに満足することこそ、幸福で良い
ことだ。
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すべてに耳を傾けて得た結論。
「神を畏れ、その戒めを守れ。」
これこそ、人間のすべて。
般若心経には注釈が必要ですが、伝道の書は義務教育を受けた方
なら誰でも読めば解ります。あなたはどちら派?
小田原梅干し:梅丸