リコリスと酔芙蓉

　郊外を見渡すと稲の刈り入れを済ませた田圃が多くなって来まし
た。年々早まっているようです。特に今年の様な夏の暑い年はなお
更です。

　彼岸花も然りで満開ですが、少しクタビレ気味です。その分、酔
芙蓉の方は元気でした。

　先祖の墓参の折、先に逝った同級生の墓にも詣でています。長ら
く食品業界に居て食べ物に関心が有り、食事に気を配っていること。
又、運動を心掛けて来たことが今日に繋がっているようです。

　ビクター・フランクル（精神科医）がナチス強制収容所で体験し
てきたことは、希望を失わない者又は精神性豊かな者が収容所から
生きて生還していると言うことでしたね。

　先の読み難い時代だけに希望を失わず、時には自然に触れ感動し
てみて下さい。小田原梅干し

J・スキナー起業塾

　タイトルのセミナーが9月15日にベルサール六本木であり、参加し
ました。参加者は初めての方も多く、女性も多数参加していた。昨
今年収も低下し、労働時間も長くなっている現役世代が、「起業」
を選択肢に入れているようです。

　スキナー氏自身も将来の日本を考えた時、「起業」が重要と判断
されている。人口の半減、高齢者の増加による負担、本気でやると
も思えない外国人労働者の受け入れ等々。

　起業＝組織化について、マイクロソフト、ビザカード、心のチキ
ンスープ、ペットロック等を引合いに出し、参加者を鼓舞された。

　マイクロソフト：当時、汎用コンピュータで№1のIBMにゲイツ氏
が出向き、パーソナルコンピューターでも基本ソフトのニーズが有
ることを知り、調達を引き受ける。張ったりも実力のうち。シアト
ルコンピュータプロダクトの86－DOSの権利を購入し改良、PC DOS
にして、IBMにタダで納入。これを実績にして、次々と他社に販売。

　フランクリン・コビージャパンを成功させ、30社もの事業を保有
するスキナー氏だけに説得力は並みでない。米国ビジネス界の現状
にも日本文化にも精通されていて、講話を楽しみにしています。

　尚、画像は六本木界隈を撮ったものです。上の首都高より下の道
路の自動車スピードの方が勝っているようです。小田原梅干し

今年の夏の思い出は？

　何と言っても“猛暑と災害報道の多さ”が今年の夏は異例でした。
これに対してどの様に対応したかと言いますと、猛暑に対しては、
日中でもエアコンをスイッチオンに。災害報道に対しては、3～4日
分の水と食料の備蓄ですね。

　鎌倉のお客さん回り、幕張メッセでのスティーブ・オズ二アック
氏の講演、山梨のぶどう狩り以外は外出を控えていました。幸運な
夏でしたね。これも「武力による解決の放棄」有ればこそです。

　最近目を通した書籍に、NHK「100分de名著」ブックス　フランク
ル　夜と霧　があります。フランクル（精神科医）は「あなたがど
れほど人生に絶望しても、人生のほうがあなたに絶望することはな
い」と言っています。

　「人生からの問い」として与えられた困難を徹底的に悩みぬき、
苦しみぬいた絶望の果てにこそ、一条の希望の光が届られてくる。
あなたにもお勧めしたい一冊です。 小田原梅干し

’18年 ブドウ狩り（勝沼：山梨県）

　8月29日に久しぶりに山梨の地を訪れました。主目的はタイトル
の観光です。やはり山梨はフルーツ王国ですね。寒暖の差の大きな
この地はフルーツの栽培に適している。

　動画を見ていただくと解りますが、一般の観光農園とは少し異な
りますね。観光目的の農園ではないのです。小田原に本社を置くY
スーパーマーケットの提携先の農園なのです。

　減農薬栽培を40年以前から行い、有機土壌にこだわりを持つW農
園で、一般の人々が訪れる農園ではありません。

　試飲したブドウ果汁も美味しく、ツアー客全員に土産として一本
頂きました。買い求めたブドウはテニス仲間で楽しみました。

　今日スーパーの店頭には巨砲、マスカット種等が並んでいますが、
個人的には薄赤紫色の甲州種を好んでいます。甘酸っぱい味は、学
生時代をこの地で過ごした私にとって青春の味そのものでした。
小田原梅干し