健康食品№1 「小田原名産 精選白梅干」

「医者を殺すにゃ刃物は要らぬ。一日一粒の梅干があればいい」との諺があります。梅干で健康を得たい方の為のページ。

現代からみた益田孝の偉業 後編

2017-11-07 16:14:54 | Weblog
Ⅲ 食養学を極め実践し、長寿を全う

(1)病弱克服のため食を研究した
  2歳の時疱瘡を患い一命を取りとめる

(2)慶応大学医学部の食養研究所を支援
  財界を代表して支援、研究面でも委託

(3)陸軍と協力し、日本人の体力向上に努める
  陸軍の関連団体「糧友会」の設立と支援に携わった

(4)日本食を見直し玄米の食事を奨励した


Ⅳ 経済情報の重要性を認識し、経済専門誌を創刊

(1)三井物産設立とともに社内に中外物価新報(現在の日本経済
  新聞)を発刊  編集、執筆に自らあたる

(2)石炭の需要増を見込み政府から三池炭鉱の払い下げ獲得に成功
  三菱財閥の岩崎と入札に当って熾烈な競争

(3)三井物産本社、上海支店の情報から日露戦争勝利に導く

(4)三井物産隆盛により三井グループが最大の財閥に
  第1次世界大戦など相次ぐ軍事需要で石炭販売が急増


Ⅴ 日本の美術品の海外流出を防ぎ、日本文化の保護に尽力

(1)廃仏棄釈で流失する日本の美術品を憂い積極的に買い集める
  →益田コレクションの成立

(2)宮島・厳島神社の求めに応じ国宝・平家納経の複製製作に取組む

(3)佐竹本三十六歌仙絵巻を分割して保存・流失を防ぐ

(4)第2世界大戦を予期して掃雲台に地下倉庫を作り益田コレクショ
  ンの消失を防いだ

(5)日本文化の保全は日本民族の心を守ること。その為に益田は戦前
  の最大のパトロンとしてカネを注ぎ込んだ


終章

 益田は原富太郎(世界的生糸輸出商)、松永安左エ門(電力界の鬼
才)、野崎広太(三越呉服店社長)等と茶会を開催している。そこでは
集めた美術品等を批評しあっている。このグループは、ナポレオン・ヒ
ルの言うマスターマインドだったのだ。
注)マスターマインド:意識の高い者同士が互いに助言をし合ったり、
切磋琢磨し合ったりする場のこと。

 当時の学者の月収200円に対して、益田の月収40万円。

報徳訓: 経済無き道徳は戯言なり
     道徳無き経済は犯罪なり

小田原梅干し
コメント
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