タイトルの見出しで寺島実郎氏(多摩大学長)が、週刊東洋経済
誌9月3日号に寄稿されていました。要点を述べますと、
・日本の国家としてのレジリエンス(有事に耐えうる回復力)を考
え直す。何時、直下型地震が起きてもおかしくない。
・人間は食料と水、エネルギーの基本インフラが安定していること
が重要。不安定だと、心が乱れ、不安やパニックが生じ、国が混
乱しかねない。
・輸入;年間約7兆3800億円。
魚介類20.5%、肉類21.1%、穀物類13.4%、野菜7.2%、
果実7.6%。(魚介類・肉類・穀物類で5割以上)
・小麦45%、大豆75%、トウモロコシ73%は米国より輸入。
・東京の食料自給率はゼロ。⇒「都市型農業」の基盤作りが急務。
付加価値の高い作物、発電能力を持つビニールハウス等。
コウケンテツの日本100年ゴハン紀行 「実は食材の宝庫!東京」
⇒https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2022122304SA000/?capid=mail_2200902_c001_T_04
に東京でも結構やっている実例が出ていました。全体の作付け面積は
小さいですが、参考になりそうです。
画像は鈴木農園さんの有機無農薬野菜です。サイトより借用してい
ます。 小田原梅干し:梅丸