マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

風と共に去りぬ

2011年06月21日 | 舞台・映画
貴重な梅雨の晴れ間、帝劇に行って参りました。

観たのは、帝劇グランドロマン「風と共に去りぬ」。

ミュージカルかと思っていたら違いました。

スカーレットは米倉涼子 イメージ通りはまり役ですね。1幕のアシュレイを追いかけまわすお嬢様よりも、2幕の生きるためならば手段を選ばない逞しいスカーレットの方が生き生きして見えました。
セリフも聞き取りやすいし自然体の演技がとても好感持てます。
ドレス姿もステキ

心配していた寺脇さんのレット・バトラー  いいじゃありませんか あまり粗野な感じではなかったけど渋くて二ヒルな大人の男、カッコイイです。

メラニーの紫吹淳さんは、穏やかだけど芯のしっかりした品のある淑女を好演。

岡田浩暉さんのアシュレイはちょっと頼りなく線が細い感じが映画のアシュレイとかぶります。

池谷のぶえさんのマミーとプリシーの黒人コンビが場を和ませ面白かったです。

ラストシーンの「明日は明日の太陽が昇る」というところは、やはり映画のほうが胸に迫る感動的なシーンでしたが、全体によくまとまって面白い舞台になっていると思います。

いつもは帝劇の舞台というと、客席はほとんどが女性で男性はチラホラなのに、米倉ファン・寺脇ファンなのか?奥様に連れてこられたのか?男性の姿ががかなり多かったのも意外でした。

2階の後ろの方には少し空席がありましたが、観て損はない舞台だと思いますよ。