新国立劇場小劇場で青木豪さんの「おどくみ」を観てきました。
青木さんの作品は、やっぱハズレなしですね。
面白かった~
思わずアハハ・・と笑ってしまうセリフがいっぱい。
昭和から平成へと変わる時代の葉山の御用邸近くにあるお惣菜屋(お弁当屋?)が舞台です。
その頃を良く知ってる私達世代より上の方には特に受けてました。
「裕次郎の葬式にファンが三万人も集まったって!やっぱ裕次郎は人気あるんだなあ・・・」「何よ!あの人元は葉山のゴロツキじゃない!!」とか「私が皇室マニアになったきっかけは美智子様なんです。粉屋の娘とか陰口叩かれながらも頑張ってらっしゃる姿に・・・・」などの言葉、思い当たります。
朝2時間働いたらあとはテレビを見てゴロゴロしているのはこの店の社長である畑中家の長男。
慶応大卒というのが唯一の自慢。
店を切り盛りしているのは、しっかりものの妻の美枝さんと皇室マニアの酒田さん。
店はこの二人で持ってるようなもの。特に美枝さんは、店のために家族のために息子の友人のためにと働き詰め。
そんな母の苦労を思い母の体調を気遣い父や祖母・叔父に反発する子供たち。
それなのに年がら年中畑中家に入り浸っては祖母に取り入りお金を無心に来る叔父。
そんな時に葉山の御用邸から弁当の注文が舞い込み・・・
大笑いしながら、あるあるこういうこと!って私は奥さんの美枝さんに大いに共感しつつ観てました。
とても面白い舞台だったのですが、鳩のシルエットや鳴き声がいまひとつピンとこなかったのと天皇制のことをチラつかせながらもなんとも物足りない終わり方だったのが残念でした。
青木さんの作品は、やっぱハズレなしですね。
面白かった~

昭和から平成へと変わる時代の葉山の御用邸近くにあるお惣菜屋(お弁当屋?)が舞台です。
その頃を良く知ってる私達世代より上の方には特に受けてました。
「裕次郎の葬式にファンが三万人も集まったって!やっぱ裕次郎は人気あるんだなあ・・・」「何よ!あの人元は葉山のゴロツキじゃない!!」とか「私が皇室マニアになったきっかけは美智子様なんです。粉屋の娘とか陰口叩かれながらも頑張ってらっしゃる姿に・・・・」などの言葉、思い当たります。
朝2時間働いたらあとはテレビを見てゴロゴロしているのはこの店の社長である畑中家の長男。
慶応大卒というのが唯一の自慢。
店を切り盛りしているのは、しっかりものの妻の美枝さんと皇室マニアの酒田さん。
店はこの二人で持ってるようなもの。特に美枝さんは、店のために家族のために息子の友人のためにと働き詰め。
そんな母の苦労を思い母の体調を気遣い父や祖母・叔父に反発する子供たち。
それなのに年がら年中畑中家に入り浸っては祖母に取り入りお金を無心に来る叔父。
そんな時に葉山の御用邸から弁当の注文が舞い込み・・・
大笑いしながら、あるあるこういうこと!って私は奥さんの美枝さんに大いに共感しつつ観てました。
とても面白い舞台だったのですが、鳩のシルエットや鳴き声がいまひとつピンとこなかったのと天皇制のことをチラつかせながらもなんとも物足りない終わり方だったのが残念でした。