マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

浅草 まさるの天丼

2011年07月15日 | グルメ
この熱い中、諸事情あって義母のお供で浅草の観音様にお参りです。

「まさる」で天丼を食べよう!という甘い言葉にまんまと乗せられて・・・

まずは腹ごしらえ、ということで地下鉄銀座線の浅草駅を出て新仲見世を抜け噂の「まさる」へ。


この看板が目印です。

着いたのが11時半頃でしたが、お店はすでに満席で外には4人ほど待っている方が。

営業時間は、と見ると看板に11:00~14:00とありましたがネタがなくなり次第終了だそうです。

20分程たって席に付くことができました。

カウンターに4人、小上がりの座敷に6人位の小さなお店です。

この日は3500円の天丼のみでした。もう少し安いのもあるらしいのですが、終わっちゃったのかも。それに200円の一番だしのお味噌汁を付けてもらいました。

ほとんどのお客さんが同じものを頼んでいました。


3500円の天丼です。
運ばれてきたときは、手前側に丼の蓋が立てかけてありました。この向きで食べてくださいとのこと。

天麩羅のネタは車海老・海老の頭・小柴の穴子・鱚・メゴチ。

どれも新鮮で、穴子はふっくらやわらかでとろけるよう。車海老も自然な甘味があり、頭も尾もカラリサクサクに揚がっていてとっても美味しい。

タレには一切甘味を加えてなく枯節を煮詰めて煮詰めたもので自然な甘味を出してるとのこと。

もともと甘ったるい味が好きではない私は天麩羅そのものよりもこのタレに感動しました。

お味噌汁やぬか漬けもちょうどいいお味で美味しかったです。

ここの天丼の凄いところは、食べてる間は普通に美味しいという程度ねと思っていたのに、あんなスゴイ量をぺろりと食べられてしまい、更に全然胃もたれしないところ。89歳の義母も完食でした。

ネタの新鮮さだけでなく良い衣と良い油を使ってるんでしょうね、きっと。

そして自然な味を堪能したあとは、家に帰って食べた夕食の市販のタレやドレッシングが妙に味が濃くしつこく感じられました。

ここの天丼のファンが多いのは、素材と天然の味にこだわるご主人の心意気に共感する人が多いってことなんでしょうね。

私達が食べている間に、もう材料が無くなったということで新しいお客さんは断られていました。

一応、木曜日曜祭日がお休みということですが、気に入った素材が手に入らない日はお店は開けないそうですので、
食べられたらラッキーと思って出かけて行った方がいいかも