マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

國語元年

2015年09月03日 | 舞台・映画
紀伊國屋サザンシアターでこまつ座の「國語元年」を観てきました。

席は後ろの端っこでしたがとても見やすかったです。

かなめちゃんが雪組時代のトップさんでとてもリスペクトしてる朝海ひかるさんがご出演ということで興味を持ちまして。

実は私、朝海ひかるさんと会ったことがあるのです。

かなめちゃんを知るずっと前に、帝劇にエリザベートを観に行った時(この時のエリザは一路さんでした)エレベーターの中でばったり。

当時、宝塚には全く興味がなかったので勿論トップスターさんだということも知らなかったのだけれど、綺麗な人だなぁ~と見とれていたらヅカ通の知人に「朝海ひかるよ!」と囁かれました。

顔が凄くちっちゃくてスタイルいいな~と思った記憶があります。

その後、コムさんの「エリザベート」を観た時には、綺麗だけど私のイメージと違う、と思いあまり良い印象はなかったのですが、OG公演の「シカゴ」のロキシー・ハートは凄くハマっててカッコいいな~と。

そして今度はどんな薩摩おごじょぶりを観せてくれるのかな?と興味津々で臨んだのですが、意外にも夫を立てるおっとりした若奥様。和服姿がとても似合っていてとっても可愛らしかったです。お姫様のようにゆ~っくり話す薩摩弁が笑いを誘っていました。

ご主人の八嶋智人さんをはじめ出演者皆さん達者な方ばかりなのでとても面白い舞台でした。

言葉を大切にされた井上ひさしさんらしい芝居ですね。

最後の泥棒虎三郎さんの手紙に井上さんの思いが込められていると思うのですが。

ラスト切なかったです。