マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

カラスウリの花

2016年07月12日 | 


夏の夜にひっそりと咲くカラスウリの花。

なんて美しいんでしょう

そして翌朝には



一夜限りの美しさ 儚い

BENT

2016年07月12日 | 舞台・映画
三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで観て参りました。

以前からその評判は聞いていたのですが、なんかテーマが重すぎるような気がして今までは二の足を踏んでいました。

今回観ることにしたのは、佐々木蔵之介さんが主演だから・・・という単純な理由。

躊躇してる方は是非

感想は・・・

いや~凄いもの観ちゃったというのが正直なところ。

観て本当に良かったです。

佐々木蔵之介さんと北村有起哉さんが特に素晴らしいです。

蔵之介さんの肉体美、北村さんの飄々としてるのに凄まじい存在感。

二人が黙々と岩を運んでるだけのシーンにこんなにやられるとは

マックスの恋人ルディ役の中島歩さんの可愛いオカマちゃんぶりやゲイクラブオーナー新納慎也さんの美しい女装も必見です。

【この後ネタバレあり】

ラストシーンについて、観終わってからず~っと考えていました。

ずっと享楽的に生きてきたマックス。生き伸びるためには手段を選ばず、恋人さえも死に至らしめ、収容所でも少しでも楽をしたいがためにゲイなのにユダヤと偽り、金や汚い手を使って取引する生命力にあふれた男。

そんな彼が何故

ホルストが殺された後、死体を処理して岩運びの作業に戻り、黙々と岩を運んでいる内にハタと気づいたのではないか。

こんな地獄のような収容所生活でも、ホルストと二人で岩を運んでいたあの日々が欠けがえのない物だったということに。

今まで生きてきた中で一番生を実感できた瞬間だったということに。

あの中にこそ真実の愛が存在していたということに。

だからこそ彼はホルストのピンクの星のシャツを着て彼のいる穴に飛び込んだのではないか。

ホルストと二人、永遠の愛に生きるために。

観終わった直後は、初めて愛した人を死なせてしまった悲しみ、虚無感、絶望から死を選んだのだろうか?と思ったのですが、マックスの生への執着心を考えると自分らしく生きるために死を選んだのだろうと思うようになりました。






王子様コレクション「うたかたの恋」

2016年07月12日 | 凰稀かなめ様
タカラヅカニュースの「王子様コレクション」。

王子様といえばこの方でしょうということで、かなめさん登場。

「うたかたの恋」の幕開けのシーン。

白い軍服のルドルフと白いドレスのマリー

どのシーンを切り取っても素敵なんですが、冒頭でこの画を見せられたらたまりませんね。

こんなかなめちゃんとみりおんのコンビをもっと見てみたかったなぁ。

私が特に好きなシーンは、狼男のところ。

二人のあまりの可愛らしさに思わずニヤニヤしてしまいます。

そしてこの後の悲劇。

かなめさん、よくぞこの作品を選んでくれました。

大好きです