マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

スカーレット

2018年03月04日 | 凰稀かなめ様
先日の安倍寧さんとのトークで思い出したことが。

終始お行儀よく長く美しいおみ足を揃えて座っていたかなめさんですが、最後の方で海外ミュージカルや日本のオリジナルミュージカルについて熱く語りだすと元男役の血が騒ぐのかちょっと男前な姫に・・・そんな姿を見ていたらかなめさんのスカーレット・オハラが観たくなってしまいました。
宝塚時代、意外にも女役はしてないですもんね。オスカル様は別物だし、ショーでは何度かあったけどお芝居ではなかったよね。

凛として大地を踏みしめて立ち上がるあのスカーレット、家族を飢えさせないためにはどんなことも厭わない、という彼女の心の叫びはピアフの「愛の讃歌」のオリジナルの歌詞、あなたの為なら人殺しもする、世界を敵に回しても構わないという激しい思いにも通じると思います。そんなスカーレット、子供の頃は理解できず嫌な女と思っていたけど大人になってその強さ逞しさが大好きになりました。
実現すると良いなぁ。

後はリボンの騎士。子供の頃大好きだった漫画。大尊敬する手塚治虫さんの作品。火の鳥も愛読書だった。
かなめさんにピッタリだと思う。

そんな姫は現在1789の歌稽古中。プティルイも来て、可愛いのぉ~とクシャっと笑うかなめさんがとてもキュートでしたよ。それ迄は眼力半端なく王妃様入ってる?という感じだったけど一瞬で優しい母の顔になったのが印象的でした。

演出家がとても細かいというかなめさんに「あなたも演出家にどんどん意見を言いなさい。」という安倍さんに「言ってます。」とかなめさん。そうね、現役時代は闘うトップという異名がついてたものね。作品をよくするためには自分の意見は相手が誰であろうとはっきり言う、自分が納得できるまでとことん突き詰めるというストイックさは全然変わってない。芝居に対する真摯な姿勢。観客に楽しんでもらいたい、共感してもらいたいという思い。現役時代から全然変わっていませんね。

スカーレットも観たいけど着物姿も素晴らしく美しかったので和物も観てみたい。強欲なファン心理。

おっとその前に王妃マリー・アントワネットと・クイーン・エメラルダスがありますね。楽しみ~

お体に気を付けて芝居道を突き進んでくださいませ

今月の月刊タカラヅカは月組さん

2018年03月04日 | 宝塚
朝日夕刊のコラム、月刊タカラヅカ。今回は月組公演の「バッディー〜」を取り上げています。
上田久美子先生のショーを怪作とバッサリ。
昔からの宝塚ファンの友人は、フィナーレまでタバコにサングラスなんてあり得ない!と不満そうだったけど、私はそんなに不快感はなかったなぁ。
まぁ、なんだかわからないショーではあったけどね。時々眠くなったし。
ちゃぴは可愛かった〜😍

カンパニーの珠城さんは誠実そのものでまさにはまり役。その印象が強いだけに、ショーでは悪の親玉らしいんだけど単なる悪ガキとかヤンチャな不良にしか見えませんでした。