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円盤形の掃除ロボットといえば「ルンバ」が有名だが、スマートフォンやタブレット端末のディスプレイ画面を掃除してくれるロボットが発売されたそうだ。名前は「オートミーS」といい、玩具メーカーのタカラトミーが発売している。「オートミーS」を、ディスプレイ画面に載せてスイッチを入れると、本体底面の3つのタイヤと2カ所のクリーニングペーパーが回転し、自動で走行しながら指紋や皮脂汚れを拭き取ってくれる。画面のフチにきても落ちずに方向転換するようにできているそうだ。
発表当時から話題を集め、大手通販サイトには予約が殺到し、発売1カ月で約2万個を売り上げたという。ターゲットは20代のユーザーだったそうだが、実際の購入層は30~50代が76%と想定よりも年齢の高い層の反応が良かったという。掃除機とはいえ、スマホの画面を掃除できるおもちゃのようなものである。掃除ロボットを販売する家電コーナーで紹介されたことが高い年齢層にも受けたのではないかとのことだ。
本体は67×38×73mmで、重さ約82gという手のひらサイズ。単3形アルカリ電池1本で連続3時間駆動する。カラーは、オレンジ、ブルー、ピンク、ホワイトの4色で各1575円である。ちょっと面白いグッズだとは思うが、実際のところどこまできれいに汚れが取れるかは疑問だ。持っていたら話の種にはなりそうな気がするが、本当にきれいにしたかったら、布でふき取ったほうが早いだろう。