とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014遠州山辺の道マラニック(前半)

2014-04-05 22:10:42 | マラソン
今年で第4回になる「遠州山辺の道マラニック」を下記のような内容で知り合いに呼びかけを行った。

“静岡県浜松市浜北区には、緑や水等の豊かな自然環境と岩水寺や秋葉山へと向かう人々が通った古い道筋が残っています。また、その沿線には名所旧跡が存在しています。浜松市では、この地域の古い道筋をたどりながら歴史・文化・自然等を楽しめるようにと「遠州山辺の道」として散策ルートを設定しました。本ルート、支ルートを含めほぼ全ルートを走り「山辺の道」をたどってみたいと思っています。春先の心地よい時期です。この辺りの歴史や文化に触れながら一日楽しんでみませんか?”

例年10名程度集まっていたが、今回も11名のメンバーが集まり、久々にいい天気の中、お花見を十分しながら、名所旧跡を一杯回りながら一日楽しんで走ってきた。

まずスタートは、遠州鉄道小松駅からだ。スタート前、遠州鉄道が人身事故の影響で全線ストップしてしまい、どうなる事かと思っていたが、8時頃動き出して、ぎりぎりでみんなスタートに間に合った。


小松駅から、浜北警察前、県西部免許センター前などを通過して「遠州山辺の道」入口まで走る。


ここから「遠州山辺の道」の本線ルートが始まる。


桜は散りはじめていたが、まだまだ十分楽しめる。


まずは、玉砂利の道を踏みしめ内野神明宮に参拝していく。


しばらく進み、内野古墳めぐりコースに入る。いくつかの古墳を見ながらのコースだ。最初にあるのが「山の神古墳」である。最上部には、壊れた社の屋根しか残っていない。


稲荷山古墳を下りてくると、筆塚があった。


ぐるっと回って「つみいしづか広場」に入る。ここには、渡来人の墓だという「積石塚群」がある。




老人ホーム「きじの里」前の桜並木。この辺りは、まだまだ桜の花が残っていて鑑賞には十分だ。




この辺りでは、最大級の赤門上古墳を見ていく。


内野古墳めぐりコースが終わり、遠州山辺の道本線コースに戻る。高架橋の下を通りぬけると妙蓮寺というお寺があり、ここの桜も見事なので境内に入っていく。空を見上げて桜ばかり見ていたが、地面のほうも散った桜で一面ピンク色になっている。これほど、きれいに桜の花びらが敷き詰められた様子を見る事はめったにない。




通りすがりに立ち寄った民家の庭先。サクラソウの鉢植えが、毎年きれいに飾られている。


万葉の森公園へ上がる坂道の脇にたまった桜の花びら。拾い集めて桜吹雪で遊んでしまう。


万葉の森公園の庭園。毎年秋になると、ここで万葉文化に因んだ「曲水の宴」が繰り広げられる。


カタクリの花が、まだ残っていた。


枝垂れ桜越しに庭園を望む。


万葉の森公園から坂を下ると不動寺があり、本堂入り口にある木彫りの龍が見事だ。


「瀑布山不動寺」は、病災難除けの「身代わり不動尊」として有名で、無病息災・道中安全・厄除けの霊験はあらたかだという。みんな何を厄除けに願ったのだろうか?


不動寺の桜も、まだまだ見頃である。


竜宮城の入り口のような不動寺の門前で記念写真。


竹林の中をしばらく走る。


ひっつきむしに悩まされながら、藪の道を進む。


梔池緑地、野口の辻を過ぎると宮口三十三観音の1~7番がある。


宮口の街並みを過ぎると、庚申寺に出るが、その前にソバ屋でちょっと早い昼食とする。ここらではちょっと有名なソバ屋だ。
2014遠州山辺の道マラニック(後半)に続く。