とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014お花見天竜マラニック

2014-04-20 21:44:00 | マラソン
今日は、第10回となる「お花見天竜マラニック」を私の呼びかけで開催した。朝から曇り模様の天気で、スタート時もパラパラと小雨模様だったが、私を入れて13名のメンバーが参加してくれた。

まずは、スタート前の集合写真を船明ダム前で撮る。この辺りも桜の名所だが、もうほとんど散ってしまい唯一残っていた八重桜の前での撮影だ。


午前8時半、元気にスタートする。


40分ほど走ったところで、芝桜がきれいな民家の庭に到着する。例年この前で写真を撮るので、今回も定位置で撮影する。


さらに10分ほど走ると、「大なまず神社」がある。この辺りを流れる阿多古川には、何百年も昔から大きななまずが住んでいて、村が洪水に襲われた時、二匹の大なまずが現れて洪水を飲み込んで村を助けたという言い伝えから、このように祀られている。


大なまずの前で記念撮影。


8キロ地点から細い道に入り、熊(くんま)に向かって走る。


熊までは、阿多古川の清流を左手に見ながらぐんぐん上っていく。


この地域の住民用共同小屋のような場所で小休止だ。小屋にはごみ分別スペースや、個人ごとの新聞置場が備えられている。


新緑と渓流を楽しみながら更に上っていく。


18キロほどで、熊平地区に到着する。この熊平の桜を見るのがこのマラニックのメインの目的だ。


さて、目的の熊平家の巨大な桜の巨木が見えてきたが、残念なことにもう葉桜となってしまっていた。今年は、例年以上に早く開花してしまい、1週間~2週間前くらいまでが見頃だったそうだ。残念!


それでも、近くの民家の芝桜はきれいだった。


こんな時もあるだろうという事で、ここもいつもの定点スポットで記念撮影だ。




さて、今回は新たな発見があった。なんと、このお花見スポットの目の前に食事処が開店していたのだ。お花見スポットの見学はそこそこにして、ビールの幟旗に引き寄せられ、店内でお決まりのビールで乾杯する。


御主人のお勧めで、テレビタレントも食していったという「うどんセット」を頼む。まず、お摘みと、山菜の天ぷらが出てきた。




この日は、天気がずっと曇りから雨で肌寒く、温かいうどんが良かった。座敷にはストーブも焚かれた。




結局1時間くらいは、この食事処で休憩になってしまっていたようだ。この食事処は「熊香苑(ゆこうえん)」といい、以前は浜松の千歳で料亭をやっていた方だという。それが、歳をとって静かな山奥でのんびり食事処を開きたいと、わざわざ熊まできて家を買い取り昨年から営業を始めたそうだ。5月からは「あゆ料理」も始めるそうだ。何といっても、お花見の時期には、絶好の場所にある。来年は、ここに桜の開花状況を聞いて日程を決め、席を予約するようにしたい。


ここからすぐ先は、「道の駅 くんま水車の里」に近い。


「道の駅 くんま水車の里」で五平餅や饅頭などを食べる。


東栄町と横山方面への分岐を横山方面にとり、さらに上っていく。30分ほどで、今コースの最高地点である一本杉トンネルを通過する。


トンネルを通過すると、今度は約10キロの下り坂が続く。先頭の人のペースに釣られどんどん下って行くが、長い下りはやはりきつかった。


横山までの下りが終わり、天竜川の西岸を走る。しばらく行くと、「白滝」が見えてくる。一枚岩が横に割れたような滝で、落差は10mくらいだ。


上に伸びていくと電線に当たってしまうので、それを避けるように横に伸びてS字型に曲がった松の枝。自然の力は、たくましい。


赤い橋が見えてきた。


赤い橋を渡りきると、船明ダムが見えてきた。もうゴールは目と鼻の先だ。


茶店の藤がきれいに垂れている。


雨も、後半から降り出していたが大粒というほどではなく、何とかびしょ濡れにはならずに全員無事ゴールする。時間は午後4時くらいとなっていた。距離は、約42キロでほぼフルマラソンの距離を走った勘定だ。

参考:今回のコースマップ


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参加した皆さん、悪天候にも関わらず、お花見も今一つだったのに最後まで走っていただきありがとうございました。
本来なら、青空の下で楽しくお花見をしたいと思っていたので、それだけは残念でした。
来年は、晴天を期待したいですね。