38番札所金剛福寺の前が足摺岬だ。順拝が終わり時間が十分あるので足摺岬を一通り観光していくことにした。文字通り四国最南端の岬だ。

すぐに、ジョン万次郎の銅像がある。天保12年、手伝いで漁に出て嵐に遭って遭難、5日半の漂流後奇跡的に伊豆諸島の無人島鳥島に漂着し143日間生活する。そしてアメリカの捕鯨船に救助され、そのまま世界を航海し、生まれて初めて世界地図を目にして世界における日本の小ささに驚いたという。その後、帰国して日米和親条約の締結に尽力し、通訳・教師などとして活躍したという数奇な人生を歩んだ人物である。

「天狗の鼻」から、足摺岬の灯台を見る。

近くには天皇陛下が皇太子時代に詠まれた歌碑が建てられている。

「天狗の鼻」から展望台へと向かい、展望台から灯台を臨む。


こちらは、展望台から「天狗の鼻」を見た様子。

灯台の先端まで行ってみた。

見渡す限り海が広がっている。見通しがよければ九州が見えるかもしれない。

足摺岬には、七不思議がある。その1「地獄の穴」
この穴は、灯台下の洞窟(亀の洞)まで、通じている。と云う。この穴に硬貨を投げ入れると、チリーン・チリーンとしばらく音が聞こえて来る。この穴に硬貨を投入するのは、先祖が地獄に落ちている人があれば、引上げて貰う事を願い、又、先祖の霊をなぐさめ供養になると云われている。因みに硬貨を入れてみたが、音は良く聞こえなかった。

その2「弘法大師爪彫の石」
岩に「南無阿弥陀佛」の6文字が彫られている。この字は、弘法大師が爪で彫ったと伝えられる。石の左側に、縦に黒い染みのようなものが見られ、それが文字なのだろうか?


その3「亀呼場」
この場所で海に向かって「お亀さーん」と呼ぶと、大海亀が海面に浮かんで来る。これは、弘法大師が前方150m位の所にある黄金碆に波切不動を刻むために亀に乗って通ったという。

その4「一夜建立不成の華表」
弘法大師が一夜で鳥居を建てようとしたが、天邪鬼が夜中に鶏の鳴き声を、真似したので、石工が夜が明けたと思い、仕事を辞め完成しなかったと云われている。石の土台や石柱が5、6本横たわっている。

その5「ゆるぎ石」
大きな石の上に小石が三つ積んである。親孝行者がこの大石を動かすと上に積んでいる小石が落ちる。親不孝者は落ちない。いつも親の肩を揉んでいるように動かすとだんだん揺らいで石が落ちることから親孝行者は落ちると大師が言ったのだろうと伝えられている。

その6「根笹」
竜の駒(まぼろしの駒)が来て、この地に生えている根笹を食べる。そのためか、この地の笹はこれ以上大きくならないと言われている。

その7「潮の満干の手洗鉢」
岩の窪みに溜まった水が、潮が満ちると増え、干潮になると減ると云う。この時は、水が溜まっていて満潮だったのだろう。


その8「亀石」
この亀に似た石は専門家によると、全国的にも一級品だそうで一見の価値がある。奈良の明日香村の亀石よりも亀らしい。七不思議というが、数が七つというのではなく、沢山の意味で7や8をよく使い全部で21ヶ所あると云われている。

さらに足を伸ばして、足摺岬の西方にある白山洞門まで行く。花崗岩で形成された岩盤が波の浸食により洞門となったもので、高さ16m、幅17mあり花崗岩の海蝕洞では日本一の規模であるという。


白山洞門から階段を上がり、県道に出て少し歩くと「万次郎足湯」がある。

きれいな建物の中に足湯が何槽もあり、ガラス張りの窓から白山洞門が真正面に見える。利用料は無料となっていて、素晴らしい施設だ。疲れた足を足湯につけて、しばし休憩する。


充分足湯で休憩して、民宿に向かった。チェックインするには、そろそろいい時間だ。

すぐに、ジョン万次郎の銅像がある。天保12年、手伝いで漁に出て嵐に遭って遭難、5日半の漂流後奇跡的に伊豆諸島の無人島鳥島に漂着し143日間生活する。そしてアメリカの捕鯨船に救助され、そのまま世界を航海し、生まれて初めて世界地図を目にして世界における日本の小ささに驚いたという。その後、帰国して日米和親条約の締結に尽力し、通訳・教師などとして活躍したという数奇な人生を歩んだ人物である。

「天狗の鼻」から、足摺岬の灯台を見る。

近くには天皇陛下が皇太子時代に詠まれた歌碑が建てられている。

「天狗の鼻」から展望台へと向かい、展望台から灯台を臨む。


こちらは、展望台から「天狗の鼻」を見た様子。

灯台の先端まで行ってみた。

見渡す限り海が広がっている。見通しがよければ九州が見えるかもしれない。

足摺岬には、七不思議がある。その1「地獄の穴」
この穴は、灯台下の洞窟(亀の洞)まで、通じている。と云う。この穴に硬貨を投げ入れると、チリーン・チリーンとしばらく音が聞こえて来る。この穴に硬貨を投入するのは、先祖が地獄に落ちている人があれば、引上げて貰う事を願い、又、先祖の霊をなぐさめ供養になると云われている。因みに硬貨を入れてみたが、音は良く聞こえなかった。

その2「弘法大師爪彫の石」
岩に「南無阿弥陀佛」の6文字が彫られている。この字は、弘法大師が爪で彫ったと伝えられる。石の左側に、縦に黒い染みのようなものが見られ、それが文字なのだろうか?


その3「亀呼場」
この場所で海に向かって「お亀さーん」と呼ぶと、大海亀が海面に浮かんで来る。これは、弘法大師が前方150m位の所にある黄金碆に波切不動を刻むために亀に乗って通ったという。

その4「一夜建立不成の華表」
弘法大師が一夜で鳥居を建てようとしたが、天邪鬼が夜中に鶏の鳴き声を、真似したので、石工が夜が明けたと思い、仕事を辞め完成しなかったと云われている。石の土台や石柱が5、6本横たわっている。

その5「ゆるぎ石」
大きな石の上に小石が三つ積んである。親孝行者がこの大石を動かすと上に積んでいる小石が落ちる。親不孝者は落ちない。いつも親の肩を揉んでいるように動かすとだんだん揺らいで石が落ちることから親孝行者は落ちると大師が言ったのだろうと伝えられている。

その6「根笹」
竜の駒(まぼろしの駒)が来て、この地に生えている根笹を食べる。そのためか、この地の笹はこれ以上大きくならないと言われている。

その7「潮の満干の手洗鉢」
岩の窪みに溜まった水が、潮が満ちると増え、干潮になると減ると云う。この時は、水が溜まっていて満潮だったのだろう。


その8「亀石」
この亀に似た石は専門家によると、全国的にも一級品だそうで一見の価値がある。奈良の明日香村の亀石よりも亀らしい。七不思議というが、数が七つというのではなく、沢山の意味で7や8をよく使い全部で21ヶ所あると云われている。

さらに足を伸ばして、足摺岬の西方にある白山洞門まで行く。花崗岩で形成された岩盤が波の浸食により洞門となったもので、高さ16m、幅17mあり花崗岩の海蝕洞では日本一の規模であるという。


白山洞門から階段を上がり、県道に出て少し歩くと「万次郎足湯」がある。

きれいな建物の中に足湯が何槽もあり、ガラス張りの窓から白山洞門が真正面に見える。利用料は無料となっていて、素晴らしい施設だ。疲れた足を足湯につけて、しばし休憩する。


充分足湯で休憩して、民宿に向かった。チェックインするには、そろそろいい時間だ。