とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2010遠山郷マラニックツアー 1日目

2010-09-20 21:42:20 | 観光
9月18日から20日の3連休は、長野県の遠山郷(飯田市上村、南信濃地区)で行なわれる「チャレンジマラニック2010in遠山郷」に参加するため2泊3日のツアーとなった。今回は、kazukawaさんの車に便乗して、よっぴーさん、うっちゃん達と一緒に行く。途中で、かっちゃんとひさやんさんとも合流し浜松市天竜区水窪町に向かう。

天竜区水窪町は、人口わずか2,800人の山里の小さな町だが、この日は大正時代から行われている賑やかな祭り「水窪まつり」があるということで、地元に近いしんしんさんのお誘いもあり立ち寄ることにした。現地では、ヒロボーさんなど、顔なじみのラン友が集まっていた。この祭りは、健康、家業繁盛、交通安全、五穀豊穣を願って氏神様に感謝の念を捧げる、地元の春日神社・八幡宮・諏訪神社の三社合同による祭礼である。神輿や神楽、北遠随一といわれる仮装コンクールなど内容も盛りだくさんだそうだが、時間もそうないので仮装コンクールの様子だけ見ることにした。

祭りで行われる仮装は、古くは大正時代から始まり、現在の仮装コンクールの形になったのが昭和30年代後半だそうだ。仮装コンクールは、町内4箇所に設けられた審査会場で演技を披露し、入賞、特別賞を決定するようだが、生憎どんな仮装が入賞したかは見届ける時間はなかった。ただ、普段は静かな山里が、多くの帰省客や観光客で賑わっていたのが印象的だった。


(商店街は飾り立てられ、仮装をした人たちの前にカメラマンが群がっていた)


(新撰組の衣装をきたグループ。外人さんが先頭を歩いている)


(寅さんの屋台前では、摘みや飲み物をふるまわれた)


(以前、多国籍軍マラニックで知り合ったクリスと出会う)

「水窪まつり」を見学したあと、静岡県と長野県の境にある兵越峠(ひょうごしとうげ)を越える。この峠では毎年10月の最終日曜日に浜松市と飯田市で「峠の国盗り綱引き合戦」という綱引き行事が行われる。現時点では、信州軍(長野県)が1m遠州軍側(静岡県)の陣地を占領している形である。当日は賑わうだろうと思いながら峠を通過し、遠山郷に入った。

遠山郷マラニックは今年で4回目になる。この大会は神奈川県に住む前田さんという人が渓流釣りで何度も訪れていた遠山郷をもり立てようと企画し、遠山郷観光協会などが実行委員会を立ち上げて続いている。テーマは「交流」で、コース各所で繰り広げるイベントを楽しみながら、タイムや順位を気にしないで走るのが特徴である。私も、多くのラン友の評判を聞きつけ参加したいと思っていたが、今まで日程がかちあわず今回初めての参加となった。

この日は、参加受付と前夜祭の参加である。受付会場は「遠山温泉郷・かぐらの湯」隣にある観光協会だ。受付を済ませると、マイクロバスで、廃校となった木澤小学校に送ってもらう。昔ながらの木造校舎は郷愁をさそう。


(歓迎の垂れ幕が吊り下げられた校庭に入る)


(木澤小学校の玄関)

講堂では、地元の特産品の料理とビール、お酒などが用意されていた。そして、スタッフ、参加者、地元の有力者等が集まり前夜祭が始まった。ビールやお酒は飲みきれないほど用意され、酒好きにはたまらない前夜祭だ。スタッフの挨拶や参加者の声を聞きながら前夜祭は大いに盛り上がった。途中からは、飯田市の市長が来賓として登場した。市長が来るのは初めてだったそうだ。市長は、「峠の国盗り綱引き合戦」のPRも兼ねてきたそうだが、この大会が行政の注目を浴びてきたことは確かなようだ。


(会場の様子1)


(会場の様子2)


(来賓席には、地元の有力者たちが集まっている)


(飯田市長は、はっぴ姿で登場)

いつもよりたくさん飲みすぎたせいか、だいぶ酔ってしまった。再びバスで「かぐらの湯」まで送ってもらい、この日は近くの旅館に泊まった。翌日は、マラニックの本番である。先週は、やっとのことで25キロを走ったが、今回は55キロのきついコースと聞いており、果たして走れるのか心配だった。火照る体を扇風機の風で冷やしながら眠りについた。

2日目に続く。

映画『バイオハザードIV アフターライフ』

2010-09-19 07:18:18 | 映画
『バイオハザードIV アフターライフ』予告編


チェック
ミラ・ジョヴォヴィッチが最強ヒロインを演じて大ヒットしたサバイバル・アクション・シリーズで、初の3D仕様となる第4弾。ウイルス感染により荒廃した世界を舞台に、生き残った人間を救うために立ち上がったヒロインのし烈な死闘を描く。シリーズ1作目でメガホンを取ったポール・W・S・アンダーソンが再び監督として返り咲き、テレビドラマ「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーと「HEROES/ヒーローズ」のアリ・ラーターが共演。3作目のラストシーンに登場した東京から物語が始まることにも注目だ。

ストーリー
ウイルス感染のまん延で世界は荒廃し、人間は滅びつつあった。そんな中、生き残りの人間を探して世界中を旅するアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、ロサンゼルスの刑務所に隠れて生き残る人間たちを見つける。彼らを刑務所から脱出させるため、アリスはアンデッドとの闘いに挑む。
 (シネマトゥデイより)

注:ネタばれあり

『バイオハザードIV アフターライフ』3D版を早速見てきた。3からの続編で、東京の渋谷の歩行者天国から物語が始まった。3Dだから、人ごみや降りしきる雨の様子も臨場感がある。大勢の人が傘を差して行きかうスクランブル交差点の中で、傘も差さず一人で突っ立ている女がいた。カメラは足元から徐々に上半身、頭と上がっていく。そして、女の顔が見えた瞬間、女は男に襲いかかった。これが、日本におけるアンデッド化(ゾンビ化)現象の始まりである。やがて、あっという間に日本人はアンデッドとなって日本は暗黒の世界となっていく。有名ゲームの映画化だけあって、展開は派手である。この最初にアンデッド化した女が、歌手の中島美嘉だったとは後で知ってビックリ。彼女はこういう役が結構あっているのだろう。

さて、アンデッド化現象の原因となる生物兵器を作ったアンブレラ社の東京本社に地下要塞がある。そこに、アリスのミラ・ジョヴォヴィッチが自身のクローンたちと共に襲撃する。しょっぱなからアリスが殺されてしまい一時はどうなることかと思ったが、何のことはない。次から次とアリスが出てくるのだ。全部アリスのクローンだったのだ。こんな強い女たちが何十人もいたら、兵隊もタジタジである。やがて、アンブレラ社の幹部ウェスカーは地下要塞を核爆弾で破壊し脱出する。これで東京は壊滅する。しかし、アリス本人は逃げたウェスカーの飛行機に忍び込んでいたため生き残るのだ。アリスは飛行機内でウェスカーを追い詰めるが、不意打ちを受けて取り逃がしてしまう。

その後、アリスは生き残った人類を捜し求めアラスカからロザンゼルスに移動し、生き残った人間達と出会う。アラスカで出会ったクレアとともにロサンゼルスの刑務所に着いたアリスはクリスとも出合う。クレアとクリスは兄妹であった。クレアとクリスを見たとき、なんか見覚えのある顔だと思った。クレア役はドラマ『HEROES』でトレーシーを演じていたアリ・ラーターだ。特徴のある鋭い目つきに見覚えがあった。そして、クリスはドラマ『プリズン・ブレイク』のウェントワース・ミラーである。後半は、この二人のアクションも見所である。特にクレアと頭巾を被った巨漢のマジニとの戦いのシーンは圧巻である。アリスとクレアのダブルヒロインといった展開だ。

その後、ロス沖に停泊している船「アルカディア」で再びウェスカーとの戦いになる。このあたりは、『マトリックス』を彷彿させるシーンが続出する。『マトリックス』を初めてみたときは興奮したが、今となってはそれほど驚く映像ではない。ウェスカーとの戦いにけりをつけ、船に残された人たちを無事救出するも、新たな敵が攻めてきたところで映画は終わる。完全にパート5を意識した終わり方だった。

ストーリー的には、それほど目新しいものはない。最強ヒロインがバッタバッタとゾンビをなぎ倒していくという単純な話だ。しかも、続編に続くとなれば、見終わってもあっさりしたものである。特に感じたものもなく映画館を後にした。3D映画の効果と、ミラ・ジョヴォヴィッチとアリ・ラーターのかっこいいアクションに満足しただけでよしとしておこう。

今日から遠山郷へ

2010-09-18 10:20:40 | マラソン
今度の三連休は、長野県南信濃村の遠山郷に行く。
途中、水窪の祭りを見てから、翌日、マラニックに参加し、元気なら三日目はハイキングをして帰る予定だ。
55キロのマラニックだが、しっかり走れるだろうか心配だ。

吉岡しげ美「歌い、語る、生命への想い」

2010-09-17 21:08:51 | 社会人大学
昨日は、7回目の社会人大学だった。講師は、ピアノ弾き語りの音楽家「吉岡しげ美」さんだ。この人は、武蔵野音楽大学音楽教育学科声楽専攻卒業後、27歳で日本女子大学児童学科に学士入学、同大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。のち、共栄学園短期大学児童福祉学科教授を経て、現在、西武文理大学サービス経営学部教授を務めている。

主な音楽活動は、与謝野晶子、茨木のり子、新川和江など日本の女性詩人の詩に曲をつけ、ピアノの弾き語りをしているそうだ。84年からは金子みすゞの詩、97年からは万葉集に曲をつけ歌い始め、近年は「枕草子」「百人一首」にも曲をつけ歌っているという。出会った詩人30人以上、500曲以上の作品がある。国内はもとより、アメリカ各地、中国、フランス、ドイツ、モンゴル、ポーランド、フィリピン、韓国等各地でコンサート活動を行なっており、作曲家としてもNHK子供番組他、多くの番組に作品を提供し音楽を担当している。最近では、中国鎮江市で日中友好七夕コンサートを毎年開催し、当市から名誉市民の称号を授与されたという凄い方だった。

昨日も講義と言うよりは、ピアノ弾き語りのトーク&ライブのミニコンサートであった。コンサート慣れしていると言うか、トークもうまいしピアノ演奏しながらの歌も声量があってよかった。最初は、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した童謡詩人「金子みすゞ」の詩に曲をつけて歌ってくれた。詩の題名は「私と小鳥と鈴と」である。

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、
みんないい。

この詩に曲をつけてあり、あとで全員で吉岡さんの指導の下にコーラスとなった。この詩の意味は、私、小鳥、鈴はそれぞれ違っているが、それぞれ個性があって、それがいいんだよという詩である。詩だけ読むと、なんだか良くわからないが、曲をつけて歌うとなんとなく伝えたいことがわかるような気がしてきた。

その後も、与謝野晶子の詩に曲をつけたものとか枕草子の曲をつけたものなどを歌ってくれた。だが、私はあまりこれらの女性詩人の詩をほとんど知らない。金子みすゞという女性詩人がいたことすらも知らなかった。しかし、会場のほかの人たちは結構知っていたようで、ちょっと気恥ずかしかった。また、現在20歳前後の若者は小、中学校で金子みすゞの詩が教科書に載っていたようなので知っているようだ。詩集が好きで何度も読んだりしている人は、きっと感動したかもしれないが、詩集を手にした事もない私にはちょっと退屈だった。後半は、いい子守唄代わりとなってうとうとしてしまった。

一生懸命歌ってくれた吉岡さん、どうもごめんなさい。もう少し、詩を勉強しておけばよかった。




「プラチナデータ」/東野圭吾

2010-09-16 22:46:19 | 読書
プラチナデータ
東野 圭吾
幻冬舎


内容(「BOOK」データベースより)
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。


この本は、しばらく前に家内に買ってあげたのだが、何時まで経っても読み終わらないようなので痺れをきらしてこっそり読み出したものだ。東野圭吾といえば、当世きっての売れっ子作家である。新刊だったので、大いに期待して読み始めた。

内容は、近未来の日本をSFチックに書かれたミステリー小説といっていい。DNAを国民から採取し、犯罪捜査のデータとして公然と使っていくという話である。ちょっと、実際はそこまでいってしまう事は考えられないが、本当に国民全てからDNAを採取されたら恐ろしい監視国家になってしまいそうである。読み始めたら、面白くなってどんどんページが進んだ。僅かな血液や毛髪のDNAから、その持ち主の性格やら体の特徴、人相等が全て判ってしまうという展開に戦慄を覚えた。しかも、そのDNA判定プログラムを作ったのは世間から隔離された天才兄妹で、警察庁が極秘に保護しているという。だんだんスケールが大きくなってきた展開にかなり面白くなりそうだとさらに期待が高まった。

中盤から、さらに新しいキーワードが入ってくる。二重人格者、アメリカの捜査員、謎の少女と更なる展開が期待された。だが、中盤から後半にかけては広げた風呂敷があっさり畳まれてしまった感じだ。特に魅力的なキャラクターとして現れた白鳥里沙があっけなく殺されてしまったり、「謎の少女・スズラン」が幻影であったとは、どうもすっきりとしない。キャラクターに感情移入しそうになってきた矢先にこんなふうに片付けられては実もふたもない。400ページにもわたる小説であったが、各キャラクターをもっと掘り下げて書いてくれたらよかったと思った。上下2巻にわたる大長編のほうがもっと楽しめた気がする。

この小説の題名である「プラチナデータ」とは、DNA判定システムによっても人物を特定できないようにしたデータのことである。いわゆる国家権力の側にいる人たちが犯罪を犯しても、特定されないよう加工されたデータのことなのだ。権力者が偉大な発見や発明を手にしたときは、自己の利益を抜きにして使うなんてあり得ないことを警鐘する意図があって東野圭吾氏がこのテーマを扱ったのかもしれない。

あんまり書くと、かなりのネタばれとなってしまうので止めておくが、SFと言うほどでもなく、ミステリーにしても物足らない。東野氏の作品だけあって期待度が高い分、残念だった。大きなテーマを扱っただけに、まとめるのも難しかったのかもしれない。DNAという専門的なキーワードながら、意外と読みやすい内容だったこともあるし、映画化されたら結構あたるかもしれない。


屋久島の「翁(おきな)杉」が倒れた

2010-09-15 20:34:12 | 観光
世界自然遺産の鹿児島県・屋久島に自生する屋久杉の一つで、樹齢2000年とされる翁杉(樹高23.7m、幹回り12.6m)が倒れているのを10日、観光客が見つけたそうだ。枯れていない屋久杉では縄文杉の16.4mに次ぐ太さの木だった。高さ約3mの部分から折れ、幹が横倒しになっていたが、登山道部分に倒れなかったため登山に支障はないという。

倒れた原因は分からないようだが、幹は以前から空洞化し、倒木の危険性が指摘されていたそうだ。このニュースを聞いて、名前に覚えがあったので、昨年屋久島に行ったときの写真を引っ張り出してみた。やはり、翁杉の写真をしっかり撮ってあった。



翁杉という名前がついているだけあって、年を重ねた長老のような雰囲気のある木である。苔むした幹にはたくさんの別の種類の木が育ち、これだけで一つの森を作っているともいえる。2000年ともいう長い年月を経て、ついに朽ち果ててしまったのかと思うと残念な気がする。屋久島にはこのような杉の木がいくつもあり時を刻んでいるのであろう。

人間の短い一生の間に、屋久杉の終焉を見ることもなかなかないことだろう。翁杉が樹齢を全うしたことを信じ、新たな生命の芽生えを期待したい。何年か経てば、倒れた幹の間から新芽がきっと出てきているはずである。「翁杉」、お疲れ様でした。

大都市マラソン 最新情報

2010-09-14 20:15:29 | マラソン
今月になって、大都市で行なわれるマラソン大会の情報がいくつか発表された。
現時点での最新情報をまとめてみた。

「大阪マラソン」
開催日:2011年10月30日
コース:スタート地点は大阪城公園でゴールはインテックス大阪(同市住之江区)に設定。御堂筋や道頓堀、中之島、通天閣など大阪の名所旧跡を通過点に盛り込む予定。
参加者:3万人で制限時間は7時間。募集は来年2月から。
種 目:フルマラソンのほか、車いすマラソンも実施される。
公式HP:http://www.osaka-marathon.com/

「神戸マラソン」
開催日:2011年11月20日
コース:神戸市役所前をスタートして西に向かい、明石海峡大橋で折り返してポートアイランドがゴールとなる。震災で大きな被害を受けた神戸市長田区の「鉄人28号」のモニュメントや須磨海岸も通る。
参加者:2万人で制限時間は7時間。募集は来年4月から。
種 目:フルマラソン、クオーターマラソン、ファミリーマラソン
その他:給水地点でバウムクーヘンなどのスイーツを配る神戸ならではのサービスも予定。

「京都マラソン」
開催日:2012年3月予定

「東京マラソン」
2011年大会への参加申込者数が過去最高の33万5000人を超え、抽選倍率が約9.6倍となったことをうけて、石原慎太郎知事は「これだけ人気になったら、今後はもう少し増やしたい」と将来的に定員を増やす意向を示した。

静岡「ガンダムエンジョイマラニック」

2010-09-13 22:21:51 | マラソン
昨年、お台場で展示されたガンダム像が、今年は、静岡市が主催するイベント「模型の世界首都・静岡ホビーフェア」の目玉として7月24日~来年1月10日までJR東静岡駅前の会場で公開中である。静岡人としては、こんなイベントを見過ごすわけには行かない。マラニックの企画人でイベント好きなヒロボーさんが、ガンダムのパワーをいただき楽しく走りましょうと言うことでこんな企画を練ってくれた。

8月には、地元の人たちで下見をしたり、コース整備を行い、当日は昼食の手配、温泉の入浴券の手配等いろいろ準備してくれた。そして、昨日(12日)が本番となった。参加者は20数名である。コースの距離は約23キロほどだが、まだまだ暑い真夏の天気のなかトレイルコースもあり結構きつい。午前9時半スタートで午後4時くらいまでにゴールという予定である。

JR東静岡駅の北口階段を下りると、静岡ホビーフェアの会場が見える。会場のオープンはまだなので入口から中を覗くと、実物大のガンダムがしっかり立っているのが見える。スタート、ゴールは同じなので、ゴール後にガンダムをしっかり見ることにする。


午前9時半に暑い太陽の日差しを背に受けながら、そろそろと走り始める。


国道1号線をしばらく走り、静鉄の線路を渡ると、靜岡縣護國神社(しずおかけんごこくじんじゃ)に到着する。この神社には、明治維新から大東亜戦争(太平洋戦争)に至る静岡県出身の英霊7万6千余柱が祀られている。英霊の御霊にお参りし、マラニックの安全も祈願する。


護國神社の長い石段を上がると谷津山のハイキングコースとなる。木陰の山道を登りだす。


しばらくすると、ベンチのある展望台に着く。


展望台からは、このあと走る予定の賤機山(しずはたやま)の山並みが見える。


谷津山のハイキングコースは清水山公園で終わりとなる。清水(きよみず)の舞台をイメージしたと言う展望台の下は、涼しげな人工の滝が流れている。この日もうだるような暑さで、見るだけでも涼しさを実感できた。とりあえず、山のコースはここでいったん終わりとなって、静岡市の街中をふたたび走ることになる。


しばらく走ると、焼き芋とかカキ氷を出してくれる昔ながらの茶店があった。まだ、走り出して4キロほどしか来てなかったが、カキ氷の幟を見て我慢できなくてカキ氷を食べていく。「おでん」とか「おにぎり」を食べてた人もいた。時間も充分あるので、こんな楽しみがあってもいい。そして、駿府公園の中を通って、徳川家康像の前を通る。駿府マラソンでは、何度も駿府公園に来ていたが、徳川家康像をこんなによく眺めたのは初めてだった。


公園を通り過ぎると、駿府城のお堀がある。この前は、何度も駿府マラソンで走っている道である。


6キロほどの場所で、静岡浅間神社の大鳥居の前に出る。


浅間神社を抜け、今回のメインコース「賤機山トレイルコース」に入っていく。距離にすると7.5キロほどだが、茶畑やミカン畑の間を何度も上り下りする結構きついトレイルコースだ。途中の展望がいい場所からは、前半走った谷津山や静岡市内の高層ビルが良く見える。


山の中なので、木陰は結構あるが、日なたに出るとたまらなく暑い。木陰でも風がない場所は蒸し風呂のようだ。休憩を何度も入れながら、「賤機山トレイルコース」が終わったのは午後1時半くらいだった。下りたところに鯨ヶ池という池がある。釣り場としてこの辺りでは市民の憩いの場所である。ここの食堂で、ビールやら昼食を食べて後半に備える。食堂の椅子に座ると汗が滝のように流れてきた。ここでもカキ氷を食べて体を冷やした。

鯨ヶ池からは残り10キロ弱だ。ここからは、アスファルトの舗装道路をひたすら走る。日影もまったくなく、アスファルトからの日射しの照り返しがきつい。夏場しっかり練習している人たちは元気に走っていったが、暑さに弱く、このところ走りこみも少ない私には、辛いコースだった。ペットボトルに詰めた水を時折頭や足にかけたりして、ほとんどウォーキングでゴールに向かった。

国道1号線に出ると、ゴールの「静岡ホビーフェア」の会場は1キロほどである。ガンダムの頭が見えてきて、もう少しだと思い元気が出てきた。

ほぼ6時間ほどかかって、ガンダム像の前に到着した。既にゴールした仲間たちが、生ビールを飲みながらくつろいでいた。私もさっそく生ビールを注文して仲間に加わった。その後、最後の人が到着したので、全員でガンダム像の前で記念写真を撮影する。ガンダムのビームサーベルを持ってみんなご機嫌の表情だ。


その後、ガンダム像の真正面と後ろに回って写真を撮った、真下から見上げると凄い迫力だ。これだけのものを見ると確かにパワーを貰えたような気がする。



しっかりガンダムを堪能したあとは、温泉である。しばらく前に火事で営業停止していた「草薙の湯」が再開したので、そちらで汗を流しサッパリした。静岡から自宅までは2時間くらいかかるので、一足先に帰ることにした。浜松方面の仲間達と電車に揺られ帰るが、久々に長距離を走り暑かったせいか疲れた。今月は、マラニックの予定が続くが、まともに走れるのか心配になった一日でもあった。

おまけ:ヒロボーさん作のゼッケン

「ガンダムエンジョイマラニック」に行ってきた

2010-09-12 21:53:08 | マラソン
ヒロボーさん企画の今年限りの特別企画「ガンダムエンジョイマラニック」に今日参加してきた。

東静岡駅集合で、駅前の静岡ホビーフェアの会場をスタートして、静岡市街地を走り、静岡浅間神社から賤機山トレイルコースを抜け、再び東静岡駅の静岡ホビーフェア会場にゴールするコースである。ガンダムに始まってガンダムで終わるという今年限りの企画だ。

さて今日も、暑い夏の一日だった。賤機山トレイルコースは日陰もあったし、前半だったのでそこそこ走れたが、後半の街中を抜ける舗装道路のコースは、暑くて走るのが辛かった。それでも、なんとかガンダム会場に時間内に到着した。写真もそれなりに写したが、今日はさすがに疲れた。詳細は明日アップするつもりだ。

意外、8月のビール売り上げ伸び悩みとか

2010-09-11 21:53:37 | ニュース
ビール大手5社が10日発表した8月のビール類出荷量は、前年同月比0・3%減の4260万ケース(1ケース=大瓶20本換算)となり、3か月ぶりに前年を下回ったと新聞に出ていた。記録的な猛暑で、ビールも大いに売れていたと思ったが、それほどでもないのは意外だった。

売り上げが伸び悩んだ原因は、昼間から暑いので清涼飲料水などの他の飲料に消費者が流れたのかもしれないとあった。いろいろ朝から飲み続けていてビールを飲むまでに至らなかったのかもしれない。

実は、私の場合も今年のビールの飲酒量は大幅に減った。ただし、その理由は、一般の人とは違う。私はそれほどアルコールに強くないが、風呂上りの1杯のビールは、夏の楽しみだった。だが、前にも書いたが、我が家にはエアコンがない。そして、ビールを飲むとすぐに体が熱くなってしまう。涼しい部屋で飲むならいざ知らず、暑い部屋でビールを飲むと、あっという間に汗が滴り落ち、またもや風呂に入らねばならなくなるので、今年はあまり飲むことが少なかった。何時までもエアコン無しの生活は、無理かもしれないと最近思った。

もう一つ。日本人の飲み物の嗜好の調査結果によると、16~29歳は1位が緑茶、2位がジュース、30~59歳は1位がコーヒー、2位が緑茶、60歳~は1位が緑茶、2位がコーヒーという結果が出ている。30~59歳の1位がコーヒーで、60歳~の1位が緑茶というのは、わかる気がするが16~29歳の1位が緑茶というのは意外だった。これもペットボトル緑茶が普及したせいなのかもしれない。やはり、日本人の飲み物は緑茶が一番だ。