9月18日から20日の3連休は、長野県の遠山郷(飯田市上村、南信濃地区)で行なわれる「チャレンジマラニック2010in遠山郷」に参加するため2泊3日のツアーとなった。今回は、kazukawaさんの車に便乗して、よっぴーさん、うっちゃん達と一緒に行く。途中で、かっちゃんとひさやんさんとも合流し浜松市天竜区水窪町に向かう。
天竜区水窪町は、人口わずか2,800人の山里の小さな町だが、この日は大正時代から行われている賑やかな祭り「水窪まつり」があるということで、地元に近いしんしんさんのお誘いもあり立ち寄ることにした。現地では、ヒロボーさんなど、顔なじみのラン友が集まっていた。この祭りは、健康、家業繁盛、交通安全、五穀豊穣を願って氏神様に感謝の念を捧げる、地元の春日神社・八幡宮・諏訪神社の三社合同による祭礼である。神輿や神楽、北遠随一といわれる仮装コンクールなど内容も盛りだくさんだそうだが、時間もそうないので仮装コンクールの様子だけ見ることにした。
祭りで行われる仮装は、古くは大正時代から始まり、現在の仮装コンクールの形になったのが昭和30年代後半だそうだ。仮装コンクールは、町内4箇所に設けられた審査会場で演技を披露し、入賞、特別賞を決定するようだが、生憎どんな仮装が入賞したかは見届ける時間はなかった。ただ、普段は静かな山里が、多くの帰省客や観光客で賑わっていたのが印象的だった。
(商店街は飾り立てられ、仮装をした人たちの前にカメラマンが群がっていた)
(新撰組の衣装をきたグループ。外人さんが先頭を歩いている)
(寅さんの屋台前では、摘みや飲み物をふるまわれた)
(以前、多国籍軍マラニックで知り合ったクリスと出会う)
「水窪まつり」を見学したあと、静岡県と長野県の境にある兵越峠(ひょうごしとうげ)を越える。この峠では毎年10月の最終日曜日に浜松市と飯田市で「峠の国盗り綱引き合戦」という綱引き行事が行われる。現時点では、信州軍(長野県)が1m遠州軍側(静岡県)の陣地を占領している形である。当日は賑わうだろうと思いながら峠を通過し、遠山郷に入った。
遠山郷マラニックは今年で4回目になる。この大会は神奈川県に住む前田さんという人が渓流釣りで何度も訪れていた遠山郷をもり立てようと企画し、遠山郷観光協会などが実行委員会を立ち上げて続いている。テーマは「交流」で、コース各所で繰り広げるイベントを楽しみながら、タイムや順位を気にしないで走るのが特徴である。私も、多くのラン友の評判を聞きつけ参加したいと思っていたが、今まで日程がかちあわず今回初めての参加となった。
この日は、参加受付と前夜祭の参加である。受付会場は「遠山温泉郷・かぐらの湯」隣にある観光協会だ。受付を済ませると、マイクロバスで、廃校となった木澤小学校に送ってもらう。昔ながらの木造校舎は郷愁をさそう。
(歓迎の垂れ幕が吊り下げられた校庭に入る)
(木澤小学校の玄関)
講堂では、地元の特産品の料理とビール、お酒などが用意されていた。そして、スタッフ、参加者、地元の有力者等が集まり前夜祭が始まった。ビールやお酒は飲みきれないほど用意され、酒好きにはたまらない前夜祭だ。スタッフの挨拶や参加者の声を聞きながら前夜祭は大いに盛り上がった。途中からは、飯田市の市長が来賓として登場した。市長が来るのは初めてだったそうだ。市長は、「峠の国盗り綱引き合戦」のPRも兼ねてきたそうだが、この大会が行政の注目を浴びてきたことは確かなようだ。
(会場の様子1)
(会場の様子2)
(来賓席には、地元の有力者たちが集まっている)
(飯田市長は、はっぴ姿で登場)
いつもよりたくさん飲みすぎたせいか、だいぶ酔ってしまった。再びバスで「かぐらの湯」まで送ってもらい、この日は近くの旅館に泊まった。翌日は、マラニックの本番である。先週は、やっとのことで25キロを走ったが、今回は55キロのきついコースと聞いており、果たして走れるのか心配だった。火照る体を扇風機の風で冷やしながら眠りについた。
2日目に続く。
天竜区水窪町は、人口わずか2,800人の山里の小さな町だが、この日は大正時代から行われている賑やかな祭り「水窪まつり」があるということで、地元に近いしんしんさんのお誘いもあり立ち寄ることにした。現地では、ヒロボーさんなど、顔なじみのラン友が集まっていた。この祭りは、健康、家業繁盛、交通安全、五穀豊穣を願って氏神様に感謝の念を捧げる、地元の春日神社・八幡宮・諏訪神社の三社合同による祭礼である。神輿や神楽、北遠随一といわれる仮装コンクールなど内容も盛りだくさんだそうだが、時間もそうないので仮装コンクールの様子だけ見ることにした。
祭りで行われる仮装は、古くは大正時代から始まり、現在の仮装コンクールの形になったのが昭和30年代後半だそうだ。仮装コンクールは、町内4箇所に設けられた審査会場で演技を披露し、入賞、特別賞を決定するようだが、生憎どんな仮装が入賞したかは見届ける時間はなかった。ただ、普段は静かな山里が、多くの帰省客や観光客で賑わっていたのが印象的だった。
(商店街は飾り立てられ、仮装をした人たちの前にカメラマンが群がっていた)
(新撰組の衣装をきたグループ。外人さんが先頭を歩いている)
(寅さんの屋台前では、摘みや飲み物をふるまわれた)
(以前、多国籍軍マラニックで知り合ったクリスと出会う)
「水窪まつり」を見学したあと、静岡県と長野県の境にある兵越峠(ひょうごしとうげ)を越える。この峠では毎年10月の最終日曜日に浜松市と飯田市で「峠の国盗り綱引き合戦」という綱引き行事が行われる。現時点では、信州軍(長野県)が1m遠州軍側(静岡県)の陣地を占領している形である。当日は賑わうだろうと思いながら峠を通過し、遠山郷に入った。
遠山郷マラニックは今年で4回目になる。この大会は神奈川県に住む前田さんという人が渓流釣りで何度も訪れていた遠山郷をもり立てようと企画し、遠山郷観光協会などが実行委員会を立ち上げて続いている。テーマは「交流」で、コース各所で繰り広げるイベントを楽しみながら、タイムや順位を気にしないで走るのが特徴である。私も、多くのラン友の評判を聞きつけ参加したいと思っていたが、今まで日程がかちあわず今回初めての参加となった。
この日は、参加受付と前夜祭の参加である。受付会場は「遠山温泉郷・かぐらの湯」隣にある観光協会だ。受付を済ませると、マイクロバスで、廃校となった木澤小学校に送ってもらう。昔ながらの木造校舎は郷愁をさそう。
(歓迎の垂れ幕が吊り下げられた校庭に入る)
(木澤小学校の玄関)
講堂では、地元の特産品の料理とビール、お酒などが用意されていた。そして、スタッフ、参加者、地元の有力者等が集まり前夜祭が始まった。ビールやお酒は飲みきれないほど用意され、酒好きにはたまらない前夜祭だ。スタッフの挨拶や参加者の声を聞きながら前夜祭は大いに盛り上がった。途中からは、飯田市の市長が来賓として登場した。市長が来るのは初めてだったそうだ。市長は、「峠の国盗り綱引き合戦」のPRも兼ねてきたそうだが、この大会が行政の注目を浴びてきたことは確かなようだ。
(会場の様子1)
(会場の様子2)
(来賓席には、地元の有力者たちが集まっている)
(飯田市長は、はっぴ姿で登場)
いつもよりたくさん飲みすぎたせいか、だいぶ酔ってしまった。再びバスで「かぐらの湯」まで送ってもらい、この日は近くの旅館に泊まった。翌日は、マラニックの本番である。先週は、やっとのことで25キロを走ったが、今回は55キロのきついコースと聞いており、果たして走れるのか心配だった。火照る体を扇風機の風で冷やしながら眠りについた。
2日目に続く。