前回、高速道路各社の決算について書いたが、今朝の日経でそれに関連した記事が掲載されていた。
日経WEB
このインターネット版では省略されているが、紙面ではこの内容に続いて「ETC利用が計画を下回り、割引が少なかったために決算は計画を大幅に上回る黒字となった」とある。
非常にわかりにくい話だ。
ETCを使う人が少なかったから、割引をせずにすみ、決算は黒字となった。
しかしETCを使う人が少ないのは大問題なので、義務化を視野に入れて検討する。
なんの予備知識もなく読むと、この会社は利益を出すのがそんなに嫌なのか?と感じる。
実際は、ETC利用が100%になれば、料金収受費用が劇的に下がり、さらに距離別料金制を導入することで利用率も上がり、収益性が飛躍的に向上する、というゴールを前提にしている話だ。
まあ、それはわかるのだが、その為に「ICタグ利用の簡易タイプETCを廉価で貸し出す」なんて話も出てきてしまっている。
さらに本気で料金所の省人化をすすめたいなら、バー付きゲート方式は採用できない。ゲートがあがらない場合の処置は人間がするわけだから。
さらにいえば、出口は一車線のところが多く、ここをバー付きゲートにして読み取り不良や期限切れのクルマがつっかえたらそれだけで渋滞になる。
ということで、多分ゲート無しで、カメラ管理という選択しかないだろう。
結局、ここで気がつくことは他の国が採用している簡易な方式に近づく、ということだ。
最初からそうしておけばよかったのにね。
日経WEB
このインターネット版では省略されているが、紙面ではこの内容に続いて「ETC利用が計画を下回り、割引が少なかったために決算は計画を大幅に上回る黒字となった」とある。
非常にわかりにくい話だ。
ETCを使う人が少なかったから、割引をせずにすみ、決算は黒字となった。
しかしETCを使う人が少ないのは大問題なので、義務化を視野に入れて検討する。
なんの予備知識もなく読むと、この会社は利益を出すのがそんなに嫌なのか?と感じる。
実際は、ETC利用が100%になれば、料金収受費用が劇的に下がり、さらに距離別料金制を導入することで利用率も上がり、収益性が飛躍的に向上する、というゴールを前提にしている話だ。
まあ、それはわかるのだが、その為に「ICタグ利用の簡易タイプETCを廉価で貸し出す」なんて話も出てきてしまっている。
さらに本気で料金所の省人化をすすめたいなら、バー付きゲート方式は採用できない。ゲートがあがらない場合の処置は人間がするわけだから。
さらにいえば、出口は一車線のところが多く、ここをバー付きゲートにして読み取り不良や期限切れのクルマがつっかえたらそれだけで渋滞になる。
ということで、多分ゲート無しで、カメラ管理という選択しかないだろう。
結局、ここで気がつくことは他の国が採用している簡易な方式に近づく、ということだ。
最初からそうしておけばよかったのにね。