昨日のエントリーで、クルマ同士の通信(車車間通信という)による事故防止というITS構想に対して、その実効性と普及の実現性について疑問を提示した。
車車間通信にはそれ以外にも大きな課題があると私は思う。
仮に通信機器を装着したクルマ同士が、警報が出なかったために衝突事故を起こしたとした場合、これは非常に厄介なことになる。どちらかのクルマの通信装置の故障なのか、それとも通信エラーか、その原因の特定は非常に難しい。特に大きな事故で機器が損傷していたらなおさらだ。
こうしたケースの保険調停はとても厄介な仕事になるだろう。
さらにいえば、警報をどのレベルで出すか、ということも課題だろう。
事故になった場合の責任などを考えれば、かなり安全に振った設定となる。しかし、そうすると脇道にクルマがいるたびに警報がなる、という「狼少年」のようなものになってしまう恐れがある。
この辺の折り合いをうまくつけるのは至難の業だと思うのだが。
車車間通信にはそれ以外にも大きな課題があると私は思う。
仮に通信機器を装着したクルマ同士が、警報が出なかったために衝突事故を起こしたとした場合、これは非常に厄介なことになる。どちらかのクルマの通信装置の故障なのか、それとも通信エラーか、その原因の特定は非常に難しい。特に大きな事故で機器が損傷していたらなおさらだ。
こうしたケースの保険調停はとても厄介な仕事になるだろう。
さらにいえば、警報をどのレベルで出すか、ということも課題だろう。
事故になった場合の責任などを考えれば、かなり安全に振った設定となる。しかし、そうすると脇道にクルマがいるたびに警報がなる、という「狼少年」のようなものになってしまう恐れがある。
この辺の折り合いをうまくつけるのは至難の業だと思うのだが。