イタリアの高速道路が、ナンバープレート読み取り式の通行料徴収を始めるらしい。イタリアではすでに20年くらい前から無線式の料金徴収(テレパス)をしているが、今回ナンバー読み取り方式を検討しているのは民営化された道路会社の一つ、アナス社。この会社の名前はちょっと微妙、というか英語圏では付けない名前だろう。
ナンバープレート読み取り式なら、車両に特別な機器を装着する必要がないので、ユーザー負担は少ない。
DSRCを推進した我が国の関係者は、「ナンバープレート読み取りでの課金は絶対に無理」だと言っていたが、その後技術進歩があったのだろうか?
まあ、それ以前の問題として、イタリアのテレパスにしてもフランスのリベルテ、アメリカのEZPASSにしても、電池式の簡易な車載器を貸与し、車内に置くと言う仕組で運営している。
それに対して、専用の取付が必要で、専用のクレジットカードが必要で、かつセットアップという手間をかけなければならないような複雑、コスト高の仕組は日本のETCだけ。
その理由はセキュリティなのだが、そこまでしてセキュリティを厳重にした理由は以下の2点。
1.高速道路料金決済以外への活用
2.高速道路料金決済の不正防止
しかし、ご存知のように高速道路料金以外への活用は10年「何かある」と言い続け、結局なにもない。 もはや、この話はなかったことにした方がいい。
不正通行については、道路公団は偽造ハイカで相当痛い目にあっている。
これがトラウマなんじゃないか、と思うほど、セキュリティに対して神経質だ。しかし、根本的な問題は、日本の高速料金が、そうした大掛かりな不正をする価値がある程高い、ということなのではないか。
結局、高速道路料金は多かれ少なかれ見直しがはいるので、これも実はあまり意味がなくなるのだろう。
ナンバープレート読み取り式なら、車両に特別な機器を装着する必要がないので、ユーザー負担は少ない。
DSRCを推進した我が国の関係者は、「ナンバープレート読み取りでの課金は絶対に無理」だと言っていたが、その後技術進歩があったのだろうか?
まあ、それ以前の問題として、イタリアのテレパスにしてもフランスのリベルテ、アメリカのEZPASSにしても、電池式の簡易な車載器を貸与し、車内に置くと言う仕組で運営している。
それに対して、専用の取付が必要で、専用のクレジットカードが必要で、かつセットアップという手間をかけなければならないような複雑、コスト高の仕組は日本のETCだけ。
その理由はセキュリティなのだが、そこまでしてセキュリティを厳重にした理由は以下の2点。
1.高速道路料金決済以外への活用
2.高速道路料金決済の不正防止
しかし、ご存知のように高速道路料金以外への活用は10年「何かある」と言い続け、結局なにもない。 もはや、この話はなかったことにした方がいい。
不正通行については、道路公団は偽造ハイカで相当痛い目にあっている。
これがトラウマなんじゃないか、と思うほど、セキュリティに対して神経質だ。しかし、根本的な問題は、日本の高速料金が、そうした大掛かりな不正をする価値がある程高い、ということなのではないか。
結局、高速道路料金は多かれ少なかれ見直しがはいるので、これも実はあまり意味がなくなるのだろう。